この度ジョブカン勤怠管理では、有休自動付与機能に新機能の追加を行いました。
これにより、スタッフ種別ごとの設定作成などが可能になります。
目次
新機能について
2023年2月のリリースによって、有休自動付与に以下の機能が追加されました。
1.スタッフ種別ごとの設定
スタッフ種別ごとに自動付与設定を作成できます。
出勤率の利用可否や付与の間隔など、これまで全社一律であった部分も
スタッフ種別ごとに違う設定を適用できます。
2.Bパターンの付与基準が年間労働日数か所定労働日数区分から選択できる
今までBパターン(アルバイト・パート向け設定)では付与基準が年間労働日数で固定となっていましたが、新しく「所定労働日数区分」を付与基準として選択できます。
所定労働日数区分とは……
「1週間当たり労働日数〇日、年間日数〇日」の区分をスタッフごとに設定し、
それを基準として付与を働かせることができます。
所定労働日数区分は「0日/47日以下」、「1日/48日以上」、「2日/73日以上」、
「3日/121日以上」、「4日/169日以上」、「5日/217日以上」の6種類があります。
リリース以降、スタッフ詳細から設定可能となります。
デフォルトでは未設定です。
3.自動付与する有休の有効期限を無期限に変更可能
自動付与する有休の有効期限はこれまで2年間に固定されていました。
リリース後は、「2年間」と「無期限」を選択できます。
また、有効期限を無期限にした場合、保持上限日数(任意に設定可能)を超えた分の有休を
「積立休暇」として、他の特別休暇に変えて付与し直すことができます。
4.出勤率のしきい値を変更可能
既存の設定で付与基準「法律に基づいて出勤率で適用」を選択する場合、
付与が働く出勤率は80%で固定されていました。
リリース後は、この「付与が働く出勤率の割合」を変更できます。
1~80%の範囲で設定が可能です。
5.入社時付与
スタッフに「入社時付与」というかたちで有休を自動付与することができます。
通常、有休自動付与はひとりのスタッフに対して年一回しか働きませんが、
入社時付与については例外となります。
例)
4月入社のスタッフに入社と同時に5日付与(入社時付与)、
6か月後の10月にも自動付与が働き5日付与する。
各機能について詳しくは「有休自動付与(2023/02~)」をご確認ください。
機能追加のリリースによる現在の設定への影響
機能追加に伴い、有休自動付与機能に対してデータ移行を実施させていただきました。
【データ移行期間】
2023年2月24日(金)~2023年2月27日(月) 14時頃(リリース完了)まで
上記データ移行期間内に現在の有休自動付与で設定変更、及び新たにご登録いただいた内容
については本リリース後の有休自動付与設定に反映されません。
※現在有休自動付与機能をご利用いただいているお客様、及び上記注意事項に該当しないお客様に
おかれましては、2月23日(木)時点での有休自動付与機能の設定内容が引き継がれますので、
リリース後にお客様による再設定は不要でございます。
リリース後は、旧設定から作成された新しい設定内容にお間違いがないか、
必ずご確認いただきますようお願いいたします。
もし想定の設定と相違がある場合は、編集・修正をお願いいたします。
設定の新規作成
スタッフ種別を選択して「表示」ボタンをクリックすると、該当のスタッフ種別に適用される設定が
表示されます。
まだ設定が作成されていないスタッフ種別の場合、項目「有休自動付与」のみが表示されます。
項目「有休自動付与」で「利用する」を選択すると各設定項目が表示されますので、
それぞれ設定を行ってください。
すべての設定が完了したら、「保存」ボタンで設定を保存します。
各項目の詳しい設定方法につきましては「有休自動付与(2023/02~)」をご確認ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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