Q. 年次有給休暇(有休)の運用開始の流れを教えてください。
A. ジョブカン上に残日数を登録し、有休自動付与の設定を行うことで、便利に運用を開始できます。
ジョブカン上に年次有給休暇(有休)の現時点残日数を休暇付与(登録)し、休暇申請の運用を開始した後、有休自動付与設定を行うまでの流れをご説明します。
【例】
操作手順
①ジョブカンで休暇申請の運用を開始する日を決める
勤怠締め日や有休の一斉付与日など、きりの良い日付にしていただくことをお勧めします。
決まりましたら、スタッフ等社内に向けてご周知ください。
例. 2021/2/1 以降に取得する休暇は、ジョブカン上で休暇申請をすることに決める。
②運用開始日時点の休暇残日数を全スタッフに登録する
例.現時点(2021/2/1)の残日数30日 内訳:2020/4/1~2022/3/31で20日 2021/4/1~2023/3/31で20日 ずつ付与し、10日使用している状況 →【2020/4/1~2022/3/31】の残日数が10日、【2021/4/1~2023/3/31】の残日数が20日 |
・残日数を計算して付与のみ行う方法
残日数が合えば問題ないという場合は、休暇申請・管理→休暇付与にて、
「2020/4/1~2022/3/31」の有効期限で10日、「2021/4/1~2023/3/31」の有効期限で20日を付与します。
対象人数が少ない場合は休暇付与画面、対象人数が多い場合は一括登録機能をご利用ください。
(休暇付与画面で操作する場合は、付与欄が1人1枠の表示ですので2回に分けて付与する必要がある。)
・年次有給休暇管理簿にて正しく年度ごとのデータ集計も行って残日数管理する方法
有休取得管理の年次有給休暇管理簿を正しく管理されたい場合は、以下の手順で操作してください。
1.過去に付与された休暇付与日数を登録する。
休暇申請・管理→休暇付与にて、
有効期限が「2020/4/1~2022/3/31」で20日、「2021/4/1~2023/3/31」で20日付与します。
対象人数が少ない場合は休暇付与画面、対象人数が多い場合は一括登録機能をご利用ください。
(休暇付与画面で操作する場合は、付与欄が1人1枠の表示ですので2回に分けて付与する必要がある。)
2.過去に使用した日数の登録をする。
休暇申請管理→休暇使用にて、過去使用した日付(10日分)の登録をします。
1日ずつのみの登録になるので、複数日ある場合は一括登録機能をご利用ください。
1・2の手順で付与日数・有効期限・使用日数を正しく登録すると、
2020年度・2021年度の年次有給休暇管理簿が作成され、要取得日数などの計算も正しく行われます。
※有休取得管理のデータ生成は2019年4月1日以降に有休が10日以上付与されたスタッフのみとなります。
③運用開始日以降に取得する休暇の休暇申請をする
ジョブカンでの運用開始日以降に休暇取得する予定がある場合、各スタッフがマイページから休暇希望日に休暇申請を行うことで、②で登録した残日数が減っていきます。
現時点で決まっている全ての休暇申請が完了すれば、休暇日数の移行が完了したことになります。
休暇は残日数がある場合に使用可能ですので、②までが完了した後に運用開始日以降の休暇申請を行ってください。
④休暇残日数の微調整
休暇付与の現時点残日数にて残日数が正しいか確認し、想定と異なる場合は、
休暇申請管理→休暇履歴閲覧・編集にて付与・使用状況・有効期限の確認をしてください。
付与日数や有効期限が誤っていた場合は、編集することが可能です。
編集方法はこちらをご参照ください。
⑤有休自動付与設定を行う
今後の付与は手動ではなく自動で付与したい場合、
有休自動付与にて設定を行うことで条件に応じた日数を付与することができます。
設定の詳細に関しましては、以下をご参照ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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