基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
オプション設定「有休自動付与における付与及び勤続年数計算の基準」は、勤続年数を数える基準日を
「入社日」か「有休自動付与用の起算日」から選択する機能です。
勤続年数は、有休自動付与で利用します。
このページでは、基準日の設定方法と、設定が適用される際のルールについてご説明します。
目次
有休自動付与における付与及び勤続年数計算の基準
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
有休自動付与では、有休の付与日数が勤続年数によって変わります。
勤続年数は、原則として入社日から計算します。
ただし、オプション設定「有休自動付与における付与及び勤続年数計算の基準」で「起算日」を
選択することで、入社日の代わりに「有休自動付与用の起算日」から勤続年数を計算できます。
入社日から数えた勤続年数では有休自動付与の際に不都合がある場合は、「有休自動付与用の起算日」を
利用してください。
→具体例
| 選択肢 | 説明 |
| 入社日 | スタッフの入社日から勤続年数を計算します。 |
| 起算日 |
スタッフ詳細の項目「有休自動付与用の起算日」から勤続年数を計算します。 「有休自動付与用の起算日」が登録されていないスタッフについては、入社日から勤続年数を計算します。 |
設定方法
1. オプション設定「有休自動付与における付与及び勤続年数計算の基準」で入社日・起算日を選択する
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
| 選択肢 | 説明 |
| 入社日 | スタッフの入社日から勤続年数を計算します。 |
| 起算日 |
スタッフ詳細の項目「有休自動付与用の起算日」から勤続年数を計算します。 「有休自動付与用の起算日」が登録されていないスタッフについては、入社日から勤続年数を計算します。 |
2. スタッフ詳細で必要な項目を登録する
スタッフ管理→スタッフ一覧→スタッフ詳細
「入社日」または「有休自動付与用の起算日」を登録してください。
なお、両方登録しても問題ありません。
詳しくは見出し「適用のルール」をご確認ください。
※「1.」で「起算日」を選択すると、スタッフ情報一括登録で「有休自動付与用の起算日」を一括登録できます。
3. スタッフ種別ごとに有休自動付与を設定する
休暇・申請管理→休暇管理→有休自動付与
4. 有休自動付与が正しく働いていることを確認する
休暇・申請管理→休暇管理→有休自動付与→有休自動付与履歴
「1.」「2.」で設定・登録した基準日にしたがって勤続年数を計算し、有休自動付与が働きます。
なお、有休自動付与で「付与の実行:自動的に実行」に設定している場合、基準日の設定が自動付与に
反映されるのは、設定完了の翌日からです。
正しく自動付与が働いているかは、有休自動付与履歴をご確認ください。
適用のルール
スタッフ詳細の登録状況によっては、オプション設定で「起算日」を選択していても、入社日にしたがって
付与が働く場合があります。
以下の表は、「オプション設定の選択」と「スタッフ詳細の登録状況」の組み合わせによって
どちらの基準日が採用されるかの対応表です。
「採用する基準日:付与NG」となっている組み合わせでは、自動付与が失敗します。
●=登録がある
| オプション設定 | スタッフ詳細 | 採用する基準日 | NG理由 | |
| 入社日 | 起算日 | |||
| 入社日 | ● | ● | 入社日 | |
| 入社日 | ● | 入社日 | ||
| 入社日 | ● | 付与NG | 入社日未設定のため | |
| 入社日 | 付与NG | 入社日未設定のため | ||
| 起算日 | ● | ● | 起算日 | |
| 起算日 | ● | 入社日 | ||
| 起算日 | ● | 起算日 | ||
| 起算日 | 付与NG | 起算日未設定のため | ||
付与実行日への影響
有休自動付与で「付与の間隔」を「毎日」「毎月」に設定する場合、付与実行日は「自動付与日数設定」と
勤続年数から決まります。
「自動付与日数設定」で「勤続6か月,1年6か月……」の欄に日数を入力していれば勤続〇年6か月の
タイミングで、「勤続1年, 2年……」の欄に日数を入力していれば勤続〇年のタイミングで、
自動付与が実行されます。
|
[前提] 以下の通りに設定されたスタッフAがいるとします。 ・オプション設定「有休自動付与における付与及び勤続年数計算の基準」で「起算日」を選択している。 例1)自動付与日数設定(勤続6か月,1年6か月……) 自動付与日数設定が上記画像の通りであれば、スタッフAの2026年度の自動付与は 例2)自動付与日数設定(勤続1年, 2年……) 自動付与日数設定が上記画像の通りであれば、スタッフAの2026年度の自動付与は |
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「入社日」から「起算日」に切り替える場合の注意 有休自動付与は、ひとりのスタッフに対して1年に1回のみ働きます。 例3) ・付与の間隔:毎日 このとき、「入社日:2022年4月1日」のスタッフBには毎年【10月1日】に自動付与が働きます。 2026年の付与実行日は起算日に基づいて【2026年9月15日】になります。 |
具体例
「有休自動付与用の起算日」の使い方について、具体例をご紹介します。
関連ヘルプ:有休自動付与
事例1:雇用形態が変わる場合
<状況>
アルバイトとして【2020年4月1日】に入社し、【2025年4月1日】から正社員に登用された。
就業規則上、入社日は【2025年4月1日】にする必要があるが、そうすると有休自動付与で付与される日数が
少なくなってしまう。
【2020年4月1日】からの勤続年数で自動付与を働かせたい。
<解決方法>
「入社日」は【2025年4月1日】、「有休自動付与用の起算日」は【2020年4月1日】で登録してください。
「付与の間隔:毎日」「勤続〇年6か月」で自動付与を行っている場合、2025年の付与タイミングは
【2025年10月1日】、勤続年数は【5年6か月】になります。
スタッフ種別を変更すると、適用される有休自動付与の設定も変わります。
特に付与のタイミングが変わる場合は、前回の自動付与から1年経っているかに注目してください。
スタッフ種別変更後の付与タイミングが来た時点で、まだ前回の自動付与から1年が経っていない場合、
自動付与は働きません。
翌年から、自動付与が働きます。
自動付与がスキップされた年の有休は、「休暇付与」画面などから手動で付与してください。
事例2:親会社から子会社が独立する場合
<状況>
会社Aの子会社(会社B)が、【2026年4月1日】から完全別会社として独立することになった。
独立にともない、会社B用に新たにジョブカン勤怠管理のアカウントを作成した。
独立前から雇用している従業員は、会社Aから会社Bに移籍する扱いとなり引き続き勤務する。
入社日は会社Bの設立日と同じ日付(2026年4月1日)となる。
しかし、そうすると自動付与される有休日数が少なくなってしまう。
独立前から通算での勤続年数で自動付与を働かせたい。
<解決方法>
「入社日」は【2026年4月1日】、「有休自動付与用の起算日」は【独立前の入社日(例:2023年1月5日)】で
登録してください。
「付与の間隔:毎日」「勤続〇年6か月」で自動付与を行っている場合、2026年の付与タイミングは
【2026年7月5日】、勤続年数は【3年6か月】になります。
このケースで「有休自動付与用の起算日」を利用せず、「入社日」欄にそのまま独立前の入社日を登録すると、
基本シフトにシフトを登録した際、入社日まで遡ってシフトが割り当てられます。
シフトがある日に打刻が無ければ欠勤判定がつき、出勤率が下がるため、有休自動付与で付与の条件として
出勤率を設定している場合はお気を付けください。
「入社日」の登録があり「有休自動付与用の起算日」が空欄の場合、勤続年数は「入社日」から計算します。
そのため、独立後に新たに採用した従業員については、「入社日」のみの登録で問題ありません。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
有給休暇、有休自動付与設定、基準日、起算日、勤続年数、有休自動付与における勤続年数計算の基準