基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
オプション設定「時間休の上限チェックを行う」をONにすることで、
「1年間で5日分を超える時間有休の取得」を休暇申請・休暇承認・休暇使用の各機能で制限できます。
制限を行うにはオプション設定以外にも設定が必要となります。
このページでは、年間の時間有休を5日分に制限する方法をご説明します。
目次
設定方法
1. オプション設定「時間休の上限チェックを行う」をONにする
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
2. 「時間休の起算日設定」を設定する
休暇・申請管理→休暇管理→時間休の起算日設定
「時間休の起算日設定」で1年間の基準となる起算日を設定します。
この設定はスタッフ種別ごとに設定できます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認ください。
3. 「消化量算出設定」を設定する
休暇・申請管理→休暇管理→消化量算出設定
「消化量算出設定」では「時間休を何時間取ったときに休暇日数1日分とみなすか」を設定します。
この設定にしたがって、時間休を取得した際の消化日数が算出されます。
正しく消化日数を計算するため、忘れずに設定してください。
「消化量算出設定」は所属グループ/スタッフ種別ごとに設定できます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認ください。
各画面の表示
「時間休の起算日設定」と「消化量算出設定」の両方が正しく設定されているとき、
画面の表示は以下の通りとなります。
休暇申請(PCマイページ)
休暇タイプ「有休」かつ消化量「時間休」の休暇を選択すると、休暇時間の欄に
「取得可能な時間休は、残り「〇時間」です。」と表示されます。
「?」マークにカーソルをのせることで説明を確認できます。
取得可能な残り時間を上回る時間数を申請しようとすると、
赤字で「取得可能な時間休の上限(5日分)を超えています」と表示され、申請できません。
休暇申請(モバイルマイページ)
休暇タイプ「有休」かつ消化量「時間休」の休暇を選択すると、休暇範囲の欄に
「取得可能な時間休は、残り「〇時間」です。」と表示されます。
「詳細」をクリックすることで説明を確認できます。
取得可能な残り時間を上回る時間数を申請しようとすると、
赤字で「取得可能な時間休の上限(5日分)を超えています」と表示され、申請できません。
休暇承認(休暇申請一覧)
取得可能な時間休の上限を超える申請を承認しようとすると、
ポップアップで「取得可能な時間休の上限(5日分)を超えています」と表示され、承認できません。
休暇使用
休暇タイプ「有休」かつ消化量「時間休」の休暇を選択すると、休暇範囲の欄に
「取得可能な時間休は、残り「〇時間」です。」と表示されます。
「?」マークにカーソルをのせることで説明を確認できます。
取得可能な残り時間を上回る時間数を使用しようとすると、
赤字で「取得可能な時間休の上限(5日分)を超えています」と表示され、使用できません。
注意事項
・制限は休暇タイプ「有休」の時間休に対してのみ有効です。
有休以外の時間休の取得に対して制限がかかることはありません。
・「消化量算出設定」の「時間休の1日分消化となる時間」を変更しても、その時点ですでに承認・使用済みの時間休に関しては変更に伴う日数の再計算は行われません。
使用済みの休暇に対しても変更後の数値で再計算を適用したい場合は、時間休の申請を一度取り消し、
休暇申請からやり直す必要があります。
・時間有休の上限チェックは入社日をもとに集計対象期間を決めているため、入社日を実際の日付から
ずらして設定している場合、集計対象期間もずれ、正しくチェックを行うことができません。
・ジョブカン勤怠管理では1日に対して複数の休暇申請を出すことができません。
たとえば半休+2時間で有休を取得したい場合、仕様上、すべて時間休としてまとめて申請・取得する
必要があります。
そのため、「半休+2時間」をすべて時間休として処理し、5日分の計算に含むことになります。
半休からはみ出した分のみを時間休として計算することはできません。
・「消化量算出設定」の「時間休の1日分消化となる時間」で設定した時間数に1時間未満の端数がある場合、時間休の上限チェックでは端数は切り上げて計算されます。
例えば、「1日=7時間30分」の設定であれば「30分」が切り上げられて「1日=8時間」となり、
年間に取得できる時間休は「8時間×5日=40時間」になります。
端数が何分であっても、必ず切り上げられ、切り捨てられることはありません。
何卒ご留意いただきますようお願いいたします。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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時間有休の5日上限制限