打刻まるめ(丸め)設定は、打刻時刻の切り上げ・切り捨てを行うことができる設定です。
お客様の管理画面から設定できる内容の他に、サポート窓口でのみ設定できる内容がございます。
管理画面から設定できる内容については、こちらをご参照ください。
サポート窓口で対応できるまるめ設定をご要望の場合は、
下記の必要項目を記載の上、全権限管理者としてご登録のメールアドレスからサポート窓口宛まで
ご連絡をお願いいたします。
全権限管理者からのご連絡が難しい場合、全権限管理者のメールアドレスをCCに記載のうえ、
お問い合わせいただきますようお願いいたします。
記載例)2019年4月1日から、スタッフ種別「正社員」の1ヶ月の残業時間を15分単位でまるめたい場合
・お問い合わせ番号(CSから始まる番号):CSxxxx-xxxx |
まるめの種類
打刻全てのまるめ
まるめ単位:5分、10分、15分、30分、60分
休憩打刻を含む全ての打刻を、上記の分単位でまるめることができます。
入室打刻は切り上げ、退室打刻は切り捨てとなります。
(例)まるめ単位が15分であった場合
8 :47 入室 → 9:00
11:55 休憩開始 → 11:45
12:55 休憩終了 → 13:00
18:11 退室 → 18:00
※休憩時刻をまるめる場合、望んだ休憩時間が算出されない場合がございます。
例えば、11:55 に休憩を開始し、12:55 に休憩を終了した場合、
11:45 ~ 13:00 の休憩となり、1時間15分の休憩をとったことになります。
このような場合は、打刻全てのまるめではなく、日次計算のまるめを利用します。
日次計算のまるめ
1日の合計時間をまるめることができます。
打刻時刻のまるめではなく、合計時間がまるめ対象となります。
対象項目の一覧
- 実労働時間
- 深夜時間(設定した深夜時間帯の労働時間)
- 任意時間(労働時間の抽出設定で指定された労働時間)
- 休憩時間(1日の合計休憩時間)
- 遅刻・早退時間(遅刻もしくは早退した分の合計時間)
まるめ単位:5分、10分、15分、30分、60分
(例)まるめ単位が 15分であった場合
実労働時間: 2時間50分 → 2時間45分 (切り捨て算出)
実深夜時間: 1時間55分 → 1時間45分 〃
実休憩時間: 55分 → 1時間 (切り上げ算出)
実遅刻時間: 35分 → 45分 〃
出勤・退勤時刻の特別まるめ
出勤・退勤時刻に対して、シフト時間を基準に特別なまるめ設定をすることができます。
対象項目の一覧
- 出勤時刻をシフト開始時刻前の一定時刻にまるめる
シフト開始時刻より前に出勤した場合に、全て一定時刻にまるめる設定になります。
シフト開始時刻を基準に一定時間単位で出勤時刻をまるめる設定と併用することは出来かねます。(出勤時刻のまるめ単位を設定している場合はそちらも適用されます。)
まるめ単位: 10分前、15分前、30分前、45分前、1時間前、1時間15分前・・・8時間前
(例)シフト開始時刻が 9:15 、まるめ単位が 10分であった場合
9:15 より10分前の 9:05 以前の打刻が、すべて 9:05 にまるめられます。
9:05 以降の打刻は、そのまま集計されます。
- 退勤時刻をシフト終了時刻以降、一定時間単位でまるめる
シフト終了時刻より後に打刻をした場合に、シフト終了時刻を基準に一定の単位時間でまるめる設定になります。
まるめ単位:10分毎、15分毎、30分毎、1時間毎、1時間30分毎、2時間毎
(例)シフト終了時刻が 18:45、まるめ単位が10分であった場合
18:45 を基準に、45,55,05,15,25、35 と 10分毎にまるめられます。
- 退勤時刻をシフト終了時刻後、一定時刻にまるめる
シフト終了時刻後の打刻を、全て一定時刻にまるめる設定になります。
(退勤時刻のまるめ単位を設定している場合はそちらも適用されます。)
まるめ単位:10分後、15分後、30分後、45分後、1時間後、1時間15分後・・・8時間後
(例)シフト終了時刻が 18:45 、まるめ単位が 10分であった場合
18:45 から10分後の 18:55 以降の打刻が、すべて 18:55 にまるめられます。
18:55 以前の打刻は、そのまま集計されます。
- シフト開始時刻を基準に一定時間単位で出勤時刻をまるめる
遅刻時にのみ有効な機能です。
出勤時刻をシフト開始時刻前の一定時刻にまるめるの設定と併用することは出来かねます。
まるめ単位:10分、15分、30分、1時間、1時間30分、2時間
(例)シフト開始時刻が 9:15 、まるめ単位が 30分であった場合
9:15 を基準に 9:45、10:15、10:45 ・・・の 30分単位にまるめられます。
- 退勤時刻をシフト終了時刻を基準に一定時間単位でまるめる
早退時のみに有効な機能です。
スタッフがシフト終了時刻前に退勤した場合に、一定時間単位で退勤時刻をまるめる設定になります。
まるめ単位:10分、15分、30分、1時間、1時間30分、2時間
(例)シフト終了時刻が 17:45、まるめ単位が 30分であった場合
17:45 を基準に 17:15、16:45、16:15 ・・・の 30分単位にまるめられます。
- 退勤時刻を出勤時刻から数えて一定時間経過後にまるめる
出勤時刻から一定時間後に退勤時刻をまるめます。
(こちらの設定は、シフトの登録がない場合でもご利用いただけます。)
まるめ単位:任意の時間を設定できます(○時間○分後)
(例)出勤時刻が 9:13、退勤時刻を 8時間後にまるめる場合
17:14 以降の打刻は、すべて 9:13 から8時間後の 17:13 にまるめられます。
17:13 以前の打刻は、そのまま集計されます。
月次計算のまるめ(月次単位/勤務データダウンロードのみ)
1ヶ月の合計時間をまるめることができます。
まるめ後の数値を出勤簿にも表示するか否かによって、
「月次単位」または「勤務データダウンロードのみ」のいずれかを選択してください。
- 月次単位
出勤簿・勤務データダウンロードに反映されます。
出勤簿に表示できない項目は「月次単位」を選択できません。 - 勤務データダウンロードのみ
出勤簿上の表示はまるめられず、勤務データダウンロードの出力データにのみ
まるめが反映されます。
まるめ単位:1分、15分、30分、60分、労基法に準拠(30分未満を切り捨て、30分以上を切り上げ)
※まるめ単位を「労基法に準拠」に設定すると、30分未満を切り捨て、30分以上を切り上げます。
「労基法に準拠」は、一部の項目にのみ適用可能です。
対象項目は「労基法に準拠」対応項目をご確認ください。
対象項目一覧
各項目の詳細は【項目一覧】勤務データダウンロードをご確認ください。
【月次単位】
- 実労働時間
- 平日労働時間
- 休日労働時間
- 実深夜時間
- 平日深夜時間
- 休日深夜時間
- 実残業時間
- 平日残業時間
- 休日残業時間
- 実労働時間
- 所定内労働時間
- 平日労働時間
- 平日所定内労働時間
- 休日労働時間
- 休日所定内労働時間
- 公休日労働時間
- 公休日所定内労働時間
- 法定休日労働時間
- 実残業時間
- 平日残業時間
- 休日残業時間
- 公休日残業時間
- 法定休日残業時間
- 法定内残業時間
- 法定外残業時間
- 実深夜時間
- 平日深夜時間
- 休日深夜時間
- 公休日深夜時間
- 法定休日深夜時間
- 深夜残業時間
- 平日深夜残業時間
- 公休日深夜残業時間
- 法定休日深夜残業時間
- 休憩時間
- 遅刻時間
- 早退時間
- 遅刻早退時間
- 実シフト外労働時間
- 平日シフト外労働時間
- 休日シフト外労働時間
- 公休日シフト外労働時間
- 法定休日シフト外労働時間
- 分割残業時間(42時間以下)
- 分割残業時間(42時間以上60時間以下)
- 分割残業時間(45時間以下)
- 分割残業時間(45時間以上60時間以下)
- 分割残業時間(60時間以上)
- みなし残業時間
- 残業時間(みなし除く)
- 研修時間
- 有休時間
- 代休時間
- 振休時間
- 特別休暇時間
- 有休以外の休暇時間
- 労働時間の抽出設定
「労基法に準拠」対応項目
- 【月次単位】対象項目
- 有休時間(勤務データダウンロードのみ)
- 休憩時間(勤務データダウンロードのみ)
- 遅刻時間(勤務データダウンロードのみ)
- 早退時間(勤務データダウンロードのみ)
- 公休日労働時間(勤務データダウンロードのみ)
- 公休日深夜時間(勤務データダウンロードのみ)
- 公休日残業時間(勤務データダウンロードのみ)
- 法定休日労働時間(勤務データダウンロードのみ)
- 法定休日深夜時間(勤務データダウンロードのみ)
- 法定休日残業時間(勤務データダウンロードのみ)
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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打刻まるめ設定