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オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」をONに設定することで、
複数のグループ(拠点)で勤務しているスタッフの勤怠データを
打刻しているグループごとに集計することができるようになります。
打刻場所ごとの集計・出力の仕方は、「打刻場所(グループ)ごとに労働時間を集計できますか?」を
ご確認ください。
このページでは、オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」が
どのような影響を与えるかをご説明します。
目次
グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻
オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」がONになっているとき、
出勤と退勤で打刻場所が違う場合にグループの自動移動が発生します。
「グループの自動移動」とは、奇数回目の打刻とその次の打刻で違う打刻場所を選んで
打刻した場合に、システムが「グループAからグループBに移動して出勤打刻を行った」と
判断する機能です。
このとき、グループBで出勤打刻を行った時点で、グループAからは退勤したものとみなされます。
ONになっている場合
スタッフの労働時間などを打刻場所ごとに集計したい場合は、
オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」を【ON】に設定してください。
このとき、グループの自動移動が発生しますので、
最初に出勤したグループで退勤打刻を行わないまま別のグループで打刻を行い退勤した場合、
「移動後のグループで退勤打刻がされていない」と判断され、打刻漏れ・打刻間違いとして
エラーが発生します。
エラーを避けるため、各打刻場所で出勤・退勤打刻を行ってから次の打刻場所へ移動してください。
例) このまま日替わり時刻を越えて翌日になると、『本社』から退勤していないため、打刻漏れエラーが発生します。 エラーを避けるためには、20:00よりあとに『本社』で退勤打刻を行うか、 |
OFFになっている場合
オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」を【OFF 】に設定すると、
グループの自動移動が発生しなくなります。
したがって、最初に出勤したグループで退勤打刻を行わないまま別のグループに移動し、
そこで退勤打刻を行った場合にも、打刻漏れエラーは発生しません。
その場合、システムは「Aグループで出勤し、Bグループで退勤した」と判断します。
このオプション設定がOFFになっているとき、打刻場所ごとのデータの集計はできなくなります。
お気を付けください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
打刻、エラー、オプション設定 、グループを移動しました、
複数グループ(拠点)での労働時間を別々に集計したい/合算して集計したい