Q. 打刻場所(グループ)ごとに労働時間を集計できますか?
A. はい、可能です。
「出勤管理」→「出勤管理メニュー」→「勤務データダウンロード」→
「フォーマットの新規作成画面」で項目の中の[打刻場所]を追加します。
別途、基本情報設定→オプション設定→出勤管理→グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻をONに設定する必要があります。
目次
「指定なし」の場合
打刻場所が2拠点以上あっても、合計された数値で抽出されます。
例)打刻まるめ設定で「出勤時刻をシフト開始時刻にまるめる」「退勤時刻をシフト終了時刻にまるめる」が「あり」
上記例の打刻まるめ設定をしている場合だと、
11/2、11/3ともにシフト時間(8:30~17:00)にまるめられた時間で集計されます。
「全ての打刻場所」を選択した場合
打刻場所が2拠点以上あった場合、打刻場所ごとに集計された数値で抽出されます。
※指定フォーマットに「打刻場所」の項目が含まれない場合、「全ての打刻場所」の選択肢は表示されません。
ジョブカン東京本部で働いた時間が 9時~13時 の4時間
渋谷支店で働いた時間が 13時~18時 の5時間 と抽出されます。
打刻場所とその日に設定されているシフトパターンの「このパターンを利用するグループ」が一致しない場合、勤務データダウンロードで「全ての打刻場所」で出力したファイルに「出勤時刻をシフト開始時刻にまるめる」「退勤時刻をシフト終了時刻にまるめる」が適用されません。
例)打刻まるめ設定で「出勤時刻をシフト開始時刻にまるめる」「退勤時刻をシフト終了時刻にまるめる」が「あり」
11/2はシフトグループと打刻場所がB支店で一致している、
11/3はシフトグループB支店、打刻場所A支店で一致していない場合
出勤簿を確認すると、下記のように打刻まるめ設定は適用されます。
しかし、勤務データダウンロードで「打刻場所」を「全ての打刻場所」でダウンロードをした場合、
11/3の出勤打刻は8:23、退勤打刻は18:11と表示され、まるめが適用されません。
正しくまるめを適用させるためにはシフトパターンの「このパターンを利用するグループ」と「打刻場所」を一致させるか、勤務データダウンロードで「打刻場所」を「指定なし」で抽出する必要があります。
グループを選択した場合
「ジョブカン東京本部」を選択して抽出した場合は、
ジョブカン東京本部で働いた9時~13時 の4時間という情報のみ抽出されます。
上記例の打刻まるめ設定をしている場合だと、
打刻場所とシフトグループが一致していないA支店は打刻まるめ設定が適用されませんが
打刻場所とシフトグループが一致しているB支店は打刻まるめ設定が適用されて出力されます。
【A支店】
【B支店】
以上でございます。
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