基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:出勤管理
カスタマイズ集計項目設定では、名称を自由に設定して、管理者ページの出勤簿に
項目を増やすことができます。
カスタマイズ集計項目に記録された数字は出勤簿一括ダウンロード・勤務データダウンロードで
集計できます。
カスタマイズ集計項目設定は全権限管理者のみ利用可能です。
このページでは、カスタマイズ集計項目設定の使い方をご説明します。
目次
カスタマイズ集計項目
カスタマイズ集計項目とは、項目名を自由に設定し、管理者ページの出勤簿に追加できる項目のことです。
項目には「数字項目」と「時間項目」の2種類があります。
自動的になんらかの回数や時間数を集計することはできませんが、
必要に応じて管理者やスタッフが自由に数字や時間数を入力して記録しておくことができます。
カスタマイズ集計項目の集計データは月次出勤簿の集計情報欄に表示されるほか、
ダウンロードすることも可能です。
カスタマイズ集計項目設定の具体的な使用例はこちらのヘルプページをご確認ください。
設定方法
1. オプション設定「カスタマイズ集計項目設定」から設定画面に移動する
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:出勤管理
オプション設定「カスタマイズ集計項目設定」から「設定画面」をクリックしてください。
カスタマイズ集計項目設定画面が開きます。
2.作成したい項目に合わせて「数字項目」か「時間項目」を選択する
すでに項目をひとつ以上作成済みの場合、作成済み項目の編集・削除画面が表示されます。
まだひとつも項目を作成していない場合、上記画像の画面が表示されます。
用途に合わせて「数字項目追加」か「時間項目追加」を選択し、設定を開始してください。
ボタン | 説明 |
数字項目追加 | 数字の集計項目を作ります。 使用例)特別手当該当回数、在宅勤務日 など |
時間項目追加 | 時間の集計項目を作ります。 使用例)渉外業務時間、中抜け時間、外出時間 など |
3. 項目の設定を行う
集計したい内容に合わせて、項目名や入力範囲などを設定します。
設定内容は【保存】ボタンをクリックすることで保存されます。
項目を無効にする場合も、【保存】ボタンのクリックが必要です。
【数字項目の場合】
設定項目 | 説明 |
ラベル |
項目の名称を入力してください。 ※ 20文字まで入力可能です。 |
範囲指定 |
設定した範囲内で入力を許可します。 数字項目で範囲指定をする場合、下限値を1以上に設定すると、入力した数値をあとから取り消す(=ゼロにする)ことができなくなります。 ※ 半角数字のみ入力可能です。 |
小数点入力 |
小数点を含む数字の入力の可・不可を選択してください。 ※ 小数点以下第二位まで入力可能です。 |
無効ボタン |
項目を無効な状態にします。 無効にしただけでは項目は削除されません。 |
【時間項目の場合】
設定項目 | 説明 |
ラベル |
項目の名称を入力してください。 ※ 20文字まで入力可能です。 |
範囲指定 |
設定した範囲内で入力を許可します。 ※ 1以上の整数のみ入力可能です(上限99)。 |
単位指定 |
・「なし」の場合、自由入力が可能です。 ※入力時のプルダウンに表示される分数が単位指定に合わせて変化します。 |
無効ボタン |
項目を無効な状態にします。 無効にしただけでは項目は削除されません。 |
4. カスタマイズ集計項目を表示・集計する
出勤管理→基本設定→出勤簿項目設定
もしくは、出勤簿(指定日)・月次出勤簿右上の【項目設定】ボタン
設定完了後、管理者ページの出勤簿にカスタマイズ集計項目を表示可能になります。
出勤簿項目設定を編集し、「選択できる項目」欄から任意のカスタマイズ集計項目を
「選択された項目」欄に移動してください。
編集が完了したら、【保存】ボタンで設定変更を保存します。
管理者ページの出勤簿に、設定したカスタマイズ集計項目が表示されます。
また、入力した数値は出勤簿一括ダウンロード、勤務データダウンロードで集計可能です。
詳しくは「集計結果を出力する」をご確認ください。
無効なカスタマイズ集計項目一覧
「カスタマイズ集計項目設定」画面下部の【無効なカスタマイズ集計項目一覧】ボタンから
「無効なカスタマイズ集計項目一覧」画面に移動します。
この画面では、無効ボタンで無効にした項目が一覧で表示されます。
無効にした項目は、再度有効にする、あるいは完全に削除することができます。
※ 項目を完全に削除した場合、過去に入力したデータも全て削除されます。
削除した項目について、データを出力したり復活させたりすることはできません。
お気を付けください。
一覧 | 説明 |
種別 | 項目の種別(時間・数字)を表示します。 |
ラベル | 項目の名称を表示します。 |
範囲指定 | 入力を許可された範囲を表示します。 |
小数点入力 | 小数点を含む数字の入力の可・不可を表示します。 |
単位指定 | 時間項目の入力単位を表示します。 |
無効にした日時 | 項目を無効にした日時を表示します。 |
有効にする |
項目を有効な状態に戻します。 |
削除 |
項目を完全に削除します。 ポップアップで確認画面が表示されますので、問題なければ【OK】をクリックして削除を完了してください。 |
入力方法
カスタマイズ集計項目への入力は管理者ページとPCマイページから行えます。
管理者とスタッフのどちらが入力したかを区別することはできません。
数字の入力は半角のみ可です。
管理者
管理者は出勤簿と出入詳細からカスタマイズ集計項目に入力することができます。
・出勤簿
出勤管理→データ出力→出勤簿(指定日)
スタッフ管理→スタッフ一覧→月次出勤簿
出勤簿に表示されているカスタマイズ集計項目のボックスに入力し、【変更を保存】ボタンを
クリックしてください。
出勤簿を直接編集すると、該当日の出入詳細に赤字が表示されます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認ください。
・出入詳細
出勤管理→データ出力→出勤簿(指定日)→出入詳細
もしくは スタッフ管理→スタッフ一覧→月次出勤簿→出入詳細
カスタマイズ集計項目を作成すると、出入詳細画面の下部にカスタマイズ集計項目欄が表示されます。
項目に数字や時間を入力し、【保存】ボタンをクリックしてください。
備考欄には最大255文字まで入力できます。
スタッフマイページからのカスタマイズ集計項目の入力を機能開放している場合、
備考欄への入力・閲覧はスタッフマイページからも可能です。
スタッフ
スタッフがカスタマイズ集計項目に入力するには、弊社サポート窓口での機能開放が必要です。 ご希望の場合、全権限管理者からサポート窓口までお問い合わせください。 |
スタッフはPC/モバイルマイページからカスタマイズ集計項目に入力することができます。
詳しい操作方法は、以下のヘルプページをご確認ください。
エラーの表示
各項目に設定された条件に合わない数値を入力した場合、エラーが表示されます。
エラーが発生している状態では、保存することができません。
エラー表示にしたがって入力内容を修正してください。
集計結果を出力する
出勤簿一括ダウンロード
出勤管理→データ出力→出勤簿一括ダウンロード
フォーマットを新規作成もしくは編集し、出勤簿の項目に任意のカスタマイズ集計項目を
セットしてください。
編集が完了したら、【保存】ボタンで設定変更を保存します。
作成したフォーマットで集計を実行することで、カスタマイズ集計項目の数値を出力できます。
勤務データダウンロード
出勤管理→データ出力→勤務データダウンロード
フォーマットを新規作成もしくは編集し、「選択できる項目」欄から任意のカスタマイズ集計項目を
「選択された項目」欄に移動してください。
編集が完了したら、【保存】ボタンで設定変更を保存します。
作成したフォーマットで集計を実行することで、カスタマイズ集計項目の数値を出力できます。
注意事項
・一度カスタマイズ項目に入力し、保存すると、あとから数値を完全に削除する(何も入力がない
状態に戻す)ことはできません。
保存済みの内容を取り消したいときは、項目を空欄にして保存することで、「0(00:00)」が
記録されます。
数字項目で入力範囲の下限値が1以上に設定されている場合、「0」を記録することができないため、
入力内容を取り消すことができません。
・カスタマイズ集計項目へのスタッフの入力可・不可を項目ごとに設定することはできません。
PCマイページに「カスタマイズ項目」を表示すると、スタッフはすべてのカスタマイズ集計項目に
対して入力可能になります。
・カスタマイズ集計項目には、打刻場所と紐づく機能がありません。
そのため、勤務データダウンロードで集計する際、出力条件設定で「打刻場所:全ての打刻場所」
を選択した場合は、すべての打刻場所に対して「各日に最終的に記録された内容に基づく集計結果」を
出力することになります。
出勤簿一括ダウンロードで「集計方式:打刻場所ごとに出力」を選択した場合も同様です。
「打刻時の特記事項」について集計する際は、勤務データダウンロードでは「打刻場所:指定なし」、
出勤簿一括ダウンロードでは「集計方式:総計で出力」を選択することをおすすめします。
・勤務データダウンロードで「打刻場所:全ての打刻場所」、
出勤簿一括ダウンロードで「集計方式:打刻場所ごとに出力」を選択して集計すると、
期間合計の値が「各打刻場所の合計値を合算したもの」になります。
そのため、1日に複数の打刻場所で勤務している場合は、値が重複して集計されてしまいます。
カスタマイズ集計項目を集計して期間合計を確認したい場合は、必ず「打刻場所:指定なし」を
選択してください。
例)勤務データダウンロード ・5/16、5/31に打刻場所「自宅勤務」で勤務した。同日に「関東エリア」にも勤務した。 上記の内容で記録し、5月度のデータを集計した場合、月間計では「在宅:2」になるはずです。 |
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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出勤簿の表示項目をカスタマイズする(カスタマイズ集計項目設定)