A. 日替わり時刻を越えて勤務する場合に、出勤打刻で利用する打刻モードです。
日替わり時刻を越えて働く予定があるときに「翌日モード」で出勤打刻をすることで
「翌日の労働の出勤打刻」として認識させることができます。
このページでは、翌日モードについてご説明します。
目次
翌日モードの利用方法
画像例)Windows打刻アプリ
翌日モードとは、日替わり時刻を越えて勤務する場合に、出勤時に使う打刻モードのことです。
日替わり時刻をまたいで勤務する場合、出勤状態で日替わり時刻を越えた時点で
システムは「退勤打刻をしないまま勤務を終えた」と判断し、
前日の労働に対して「打刻漏れ」のエラーを表示します。
そして日替わり時刻後に退勤打刻を行うと、「日替わり時刻後の1回目の打刻=出勤打刻」として
認識され、正しく労働時間を集計することができません。
このとき、打刻モードを翌日モードに切り替えてから出勤打刻をすることで、
「翌日の労働の出勤打刻」として認識させることができます。
そうすると、日替わり時刻を越えても「打刻漏れ」のエラーは発生しません。
退勤時は通常モードで退勤打刻をしてください。
日替わり時刻についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
※ 以下の打刻方法では、翌日モードを利用できません。 ・マイページ打刻(PC/モバイル) |
利用可能な打刻方法
- Windows打刻アプリ
- ピットタッチプロ
- NFC対応端末+ICカード(iPhone / Android)
- iPad顔認証打刻アプリ
- iOSアプリ(RC-S390連携用)
- Akerun(アケルン)
Akerun(アケルン)について
ジョブカンは、株式会社Photosynth社が運営する「Akerun入退出管理システム(外部リンク)」と
サービス連携をしています。
Akerunによる打刻でも前日モード・翌日モードを利用できます。
詳しくはAkerunのヘルプページ(外部リンク)をご確認ください。
翌日モードの打刻修正方法
「00:00」より前に打刻したい場合、時刻の先頭に半角「*」を付けて打刻修正します。
例1)日替わり時刻「00:00」
7/2の出勤簿に「1日23:00~2日6:00」まで勤務したことを記録したい。
→7/2の打刻修正ページ、出入詳細等を開き、出勤打刻を「*2300」と入力し打刻修正する。
退勤「6:00」は通常打刻する。または打刻修正で「0600」と入力し打刻修正する。
例2)日替わり時刻「05:00」
7/2の出勤簿に「1日23:00~2日6:00」まで勤務したことを記録したい。
→7/2の打刻修正ページ、出入詳細等を開き、出勤打刻を「*2300」と入力し打刻修正する。
退勤「6:00」は通常打刻する。または打刻修正で「0600」と入力し打刻修正する。
例3)日替わり時刻「05:00」
7/2の出勤簿に「1日深夜01:00~2日8:00」まで勤務したことを記録したい。
→7/2の打刻修正ページ、出入詳細等を開き、出勤打刻を「0100」と入力し打刻修正する。
(※出勤打刻が「00:00」以降なので「*」は不要)
退勤「8:00」は通常打刻する。または打刻修正で「0800」と入力し打刻修正する。
翌日モードを利用した際の挙動
翌日モードを利用して打刻した場合の挙動をご紹介します。
「日替わり時刻」とはジョブカン勤怠管理のシステム上で日付が切り替わる時刻のことです。
日替わり時刻「00:00」の場合
暦上で7/1、7/2の「23:00~ 6:00」に勤務した場合、以下の通りになります。
〇 「翌日モード」を利用する(正常に打刻できている状態)
打刻 | 打刻モード | ジョブカン上の日時 | 暦上の日時 |
出勤 | 翌日 | 7/2 前日23:00 | 7/1 23:00 |
休憩入り | 通常 | 7/2 02:30 | 7/2 02:30 |
休憩終わり | 通常 | 7/2 03:30 | 7/2 03:30 |
退勤 | 通常 | 7/2 06:00 | 7/2 06:00 |
7/2の出勤簿に、出勤「* 23:00」退勤「06:00」と表示されます。
✖「翌日モード」を利用しない場合(打刻エラーが発生している状態)
打刻 | 打刻モード | ジョブカン上の日時 | 暦上の日時 |
出勤 | 通常 | 7/1 23:00 | 7/1 23:00 |
出勤 | 通常 | 7/2 02:30 | 7/2 02:30 |
休憩入 | 通常 | 7/2 03:30 | 7/2 03:30 |
休憩終わり | 通常 | 7/2 06:00 | 7/2 06:00 |
打刻回数が合わないため、7/1、7/2ともに打刻エラーが発生します。
7/1→出勤「23:00」 退勤「なし」退勤打刻が無い
7/2→出勤「02:30」 退勤「03:30」打刻回数が奇数になる
日替わり時刻「05:00」の場合
暦上で7/2の「04:00~10:00」に勤務した場合、以下の通りになります。
〇 「翌日モード」を利用する(正常に打刻できている状態)
打刻 | 打刻モード | ジョブカン上の日時 | 暦上の日時 |
出勤 | 翌日 | 7/2 04:00 | 7/2 04:00 |
休憩入り | 通常 | 7/2 06:30 | 7/2 06:30 |
休憩終わり | 通常 | 7/2 07:30 | 7/2 07:30 |
退勤 | 通常 | 7/2 10:00 | 7/2 10:00 |
7/2の出勤簿に、出勤「04:00」 退勤「10:00」と表示されます。
✖「翌日モード」を利用しない場合(打刻エラーが発生している状態)
打刻区分 | 打刻モード | ジョブカン上の日時 | 暦上の日時 |
出勤 | 通常 | 7/1 28:00 | 7/2 04:00 |
出勤 | 通常 | 7/2 06:30 | 7/2 06:30 |
休憩入り | 通常 | 7/2 07:30 | 7/2 07:30 |
休憩終わり | 通常 | 7/2 10:00 | 7/2 10:00 |
打刻回数が合わないため、7/1、7/2ともに打刻エラーが発生します。
7/1→出勤「28:00」 退勤「なし」退勤打刻が無い
7/2→出勤「06:30」 退勤「07:30」打刻回数が奇数になる
注意事項
翌日モードは日替わり時刻前の打刻を翌日の出勤打刻にできる機能ですが、シフトの開始時刻は
日替わり時刻より早い時刻を設定することはできません。
必ず「日替わり時刻以降の時刻」をシフト開始時刻にする必要があります。
日替わり時刻をまたいだシフトを作成したい場合は、例えば「00:00」が日替わり時刻の場合、
「20:00~27:00」などと設定し、前日モード(夜勤モード)を利用して打刻してください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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