午前0時をまたいで勤務したときに2暦日打刻モードを利用して退勤打刻をすることで、
前日「24:00」に退勤打刻、翌「00:00」に出勤打刻を自動で差し込みます。
このページでは2暦日打刻モードの利用方法をご説明します。
目次
概要
午前0時をまたいで勤務する場合に「2暦日打刻モード」を利用して退勤打刻を行うことで、
「24:00」退勤、翌「00:00」出勤の打刻データを自動で作成します。
結果、日付をまたいだ勤務が24:00で途切れ、前日勤務と当日勤務で
労働時間を別々に集計できるようになります。
※ 2暦日モードは、日替わり時刻が「00:00」以外のときには機能が正常に働きません。
日替わり時刻を変更する場合は、全権限管理者から弊社サポート窓口へお問い合わせください。
(例)「7/1 20:00~7/2 3:00」勤務の場合 2022/7/1 2022/7/2 |
利用可能な打刻方法
「2暦日打刻モード」は以下の打刻方法でのみ利用可能です。
各打刻方法については、リンク先のヘルプページをご確認ください。
設定方法
1.オプション設定「2暦日打刻モード」をONにする
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:出勤管理
オプション設定「2暦日打刻モード」でONを選択し、設定を保存してください。
オプション設定は全社一律で適用されます。所属グループ/スタッフ種別ごとの適用はできません。
2.退勤の際に「2暦日打刻モード」のラジオボタンを選択してから打刻をする
出勤時は「通常モード」、退勤時は「2暦日打刻モード」を選択して打刻を行ってください。
退勤打刻と同時に、前日の「24:00」と当日の「00:00」に打刻データが作成されます。
・Web打刻
・マイページ打刻
PCマイページ
モバイルマイページ
2暦日打刻モードを使用したときの表示
・出勤簿(管理者ページ)
・出入詳細
2暦日打刻モードで作成された打刻データは、退勤時の打刻方法と同一の内容が「打刻方法」欄に
表示されます。
前日
当日
・打刻画面
オプション設定「各種マイページでの打刻時・Web打刻時の区分判別」を自動判別以外に
設定しているとき、2暦日打刻モードを選択すると「退勤」以外のボタンがグレーアウトし、
押せなくなります。
Web打刻
PCマイページ打刻
モバイルマイページ打刻
注意事項
エラーにより打刻できない場合
2暦日打刻モードを利用した「0:00」の打刻は、エラーとなり打刻できません。
また、前日の「24:00」または当日の「0:00」にすでに打刻がある場合、「既に前日24:00もしくは
当日0:00の打刻データが存在するため2暦日打刻の登録に失敗しました。」のエラーメッセージが
表示され、打刻できません。
自動退出設定の影響
2暦日打刻モードは自動退出設定の影響を受けます。
「自動退出後の打刻」の設定によって、挙動は以下の通りに変化します。
なお、例はすべて「シフト終了後に残業し、24:00を越えて勤務した場合」となります。
(1)「承認を必須とする」の場合
例えば、「23:00」に自動退出したあと「24:00」を越えて勤務し、2暦日打刻モードで退勤打刻を
行った場合、前日「24:00」に打刻データは入りますが、未承認打刻として扱われます。
当日「00:00」の打刻データは前日から引き続かない勤務として扱われますので、
「自動退出後の打刻」ではない=承認は不要です。
(2)「手動での打刻はできない」の場合
「この時刻は自動退出の設定により打刻できません」のエラーメッセージが表示され、
2暦日打刻モードを使用した退勤打刻を行うことができません。
(3)「手動での打刻を優先適用」の場合
2暦日打刻モードを使用した退勤打刻と同時に、前日「24:00」と当日「00:00」に自動で打刻が入ります
(=正常に2暦日打刻モードが機能する)。
早出限度設定の影響
2暦日打刻モードは早出限度設定の影響を受けません。
早出限度設定を使用している場合でも、「00:00」の出勤打刻は入ります。
打刻まるめ設定の影響
2暦日打刻モードは打刻まるめ設定の影響を受けます。
「出勤時刻をシフト開始時刻にまるめる」「退勤時刻をシフト終了時刻にまるめる」を利用している場合、
2暦日打刻モードによって入る「24:00」の退勤打刻、「00:00」の出勤打刻がシフトにしたがって
まるめられます。
出退勤時刻をシフトにしたがってまるめる設定を利用している場合は2暦日打刻モードを利用しないか、
あるいは打刻まるめ設定を見直してください。
関連ヘルプ:打刻まるめ設定
労働日数の数え方
前日モードや翌日モードで日替わり時刻をまたぐ打刻をした場合、
その労働は「前日から引き続いた労働」として認識され、労働日数「1日」と数えられます。
日替わり時刻「00:00」のときに2暦日打刻モードで「24:00」「00:00」の打刻データを作成すると、
その労働は「前日と翌日で別々の労働」とみなされ、労働日数「2日」となります。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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