重要なお知らせ SenseThunderは販売を終了しています。 新たに顔認証打刻の導入をご希望の場合は、iPad顔認証打刻アプリをご利用ください。 |
日本コンピュータビジョン株式会社(以下:JCV社)製の顔認証打刻機器について、設置方法を
ご案内いたします。
端末機器のほか、JCV社のクラウドサービスであるSenseLink Cloudとの連携が必要となります。
SenseThunderについて詳しくはこちら(外部リンク)をご確認ください。
※API連携は有料プランをご契約の場合のみ利用可能です。
また、連携の操作が可能なのは全権限管理者のみとなります。
目次
機器とSenseLink Cloudのアカウントを入手する
機器を購入する際は、下記手順にてご注文ください。
機器を購入の場合に限り、同時にSenseLink Cloudのお申し込みが可能です。
※本打刻機以外の端末、ICカードとの同時注文は出来かねます。
※既に機器をお持ちで、SenseLink Cloudのみ申し込みたい場合、端末を購入した販売店、代理店へお問い合わせください。
1. 利用に関する注意点をご確認ください。
2. こちらのページから、申込書をダウンロードします。
3. 申込書に必要事項を記入し、お問い合わせフォームに添付して送付します。
4. 端末、及びSenseLink Cloudのアカウント発行がされたら、設定を進めます。
設置の流れ
1.API利用のため、SenseLink CloudにてAppKeyを発行する
※本操作は、SenseLink Cloudの全権限管理者(Super Admin)のみ可能です。
SenseLink Cloudへログインします。
管理者名→オープンプラットフォーム→AppKeyを作る こちらでAppKeyを発行します。
2.SenseLink Cloudと、ジョブカン勤怠管理を連携する
※本操作は、ジョブカン勤怠管理の全権限管理者のみ可能です。
ジョブカン勤怠管理 管理者ページへログインします。
基本情報設定→初期設定一覧→他社システム連携
API連携→SenseLink Cloud→「顔認証打刻連携」
顔認証打刻連携→SenseLink連携設定
こちらの画面で、SenseLink Cloud側で発行したAppkeyを設定します。
Appキー、Appシークレットを入力し「連携」を押すと、下記画面表示となります。
これにより、ジョブカン勤怠管理と、SenseLink Cloudの連携が完了した状態となります。
打刻オプションについては、こちらをご確認ください。
3.従業員情報の紐づけを行う
ジョブカン勤怠管理側で、事前にスタッフ登録を済ませておきます。
登録済みのスタッフについて、SenseLink Cloud上にも登録作業を行います。
ジョブカン勤怠管理上のスタッフ情報と、SenseLink Cloud上の従業員情報は、
「スタッフコード」と「従業員番号」が一致することで紐づけられます。
SenseLink Cloudにて、トップページ→登録者タイプ→従業員管理へ入ります。
SenseLink Cloud上に未登録の従業員について、「登録」あるいは「一括操作」より登録します。
※ジョブカンに登録済みのスタッフ情報について、SenseLink Cloudへの自動連携機能はありません。
4.SenseThunder(端末)、SenseLink Cloudの設定について
SenseThunderの画面を長押しすることで、パスワード入力画面が表示されます。
管理者パスワードでログイン後、「システム設定」画面でジョブカンと関係するオプション設定を行います。
打刻備考の反映については、こちらをご確認ください。
温度検知 |
体温の表示を行います。 閾値(しきいち)を超えた体温の場合、打刻の備考に「異常体温」と記載されます。 ※ジョブカンの管理者画面上では、詳細な体温の表示等は行われません。 体温についての確認は、SenseLink Cloud上で可能となります。 |
マスク検知 |
マスクを付けているかを判別します。 未装着の場合、打刻の備考に「マスクなし」と記載されます。 |
レコードの保存 |
連携のための必須設定となります。 これをONとすることで、認証データがジョブカンへと連携されます。 |
SenseLink Cloud上 「レコードの設定」>「保存」をON (※必須) |
SenseLink Cloudにて、デフォルトでOFFとなっています。 デバイスの設定によらず、OFFのままではレコードの保存がされないため、必ずONへ変更してください。 「システムの設定」についてはこちらのマニュアル(外部リンク)をご確認ください。 |
※レコードの保存設定を行っていただきますと、オフライン時にもレコードを記録することができます。オンライン状態になりましたら、SenseThunder端末内に蓄積しているオフラインレコードが自動的にSenseLinkへアップロードされ、オンライン後はSenseLinkの認証レコード画面上でオフライン時に認証されたレコードをご確認いただけるようになります。
5.実際に顔認証打刻機で、打刻します。
・打刻時に、SenseLink Cloud上で登録されている名前で打刻ができているか
・ジョブカン勤怠管理の出勤簿に打刻データが反映されているか
こちらをご確認いただけましたら、連携完了となります。
打刻備考について
顔認証による打刻については、下記のように反映されます。
ジョブカンの管理者画面にて、出勤管理→出勤簿→該当日の「出入詳細」にて確認できます。
1. 正常打刻
体温について設定した閾値の範囲内であり、且つマスクありの場合は、備考欄へ何も記載されません。
2.異常認証での打刻
体温について、設定した閾値を超えている場合。
あるいは、マスクがない場合については、備考欄へ内容が記載されます。
なお、異常認証であっても打刻データとしてジョブカン上へ送信されます。
打刻として認めない場合には、打刻修正による削除が必要となります。
※打刻データとして許可しない、あるいは未承認打刻とするといった機能はございません。
打刻オプションについて
SenseThunderは感度が高く、設置場所によっては、打刻すべきタイミング以外でも反応することがあります。
一日に複数回顔認証打刻が行われる条件下でのご利用に際し、オプション設定がございます。
顔認証打刻連携→SenseLink連携設定→打刻オプション
SenseLinkと連携中の場合、打刻オプション画面が表示されます。
1. 全ての顔認証を打刻とする(デフォルト)
設定がない場合、デフォルトでこちらが選択されます。
顔認証打刻として判定されたものがすべて打刻データとして記録されます。
一日の最初と最後の打刻以外は、「休憩開始」「休憩終了」を繰り返すため、休憩時間として本来より多くの時間が記録される可能性があります。
本来の「出勤」「休憩開始」「休憩終了」「退勤」の打刻として扱うもの以外が記録された場合、打刻修正が必要になります。
2. 最初と最後の顔認証を打刻とする
1日の中で、最初と最後の顔認証打刻のみを打刻として扱います。
間の打刻については記録としては残りますが、自動的に削除された状態となります。
なお、削除された時刻の打刻を適用させたい場合は、打刻修正により同じ時刻の打刻を追加する必要があります。
3. 最初の顔認証打刻より前に別の打刻方法での打刻がある場合は最初の顔認証打刻を未承認打刻とする
顔認証打刻以外の打刻方法を併用している場合、顔認証打刻の1回目が必ずしも「出勤」であるとは限りません。
1回目の顔認証打刻が「未承認打刻」となるため、打刻データとして「承認」とするか、あるいは「却下」するかを確認できます。
利用に関する注意点
SenseThunderでの顔認証打刻機能では、下記に対応しておりません。
運用上必須となる場合には、別の打刻方法についてご検討ください。
【未対応内容】
・日替わり時刻(0時)を跨いだ打刻
前日モード(夜勤モード)、翌日モードへの対応がありません。
日替わり時刻を超えた打刻については、打刻修正でのご対応となります。
・打刻場所(打刻グループ)を指定した打刻
「SenseLink顔認証」の打刻は、必ずメイングループでの打刻となります。
サブグループとして登録されている打刻場所の打刻とし、分けて集計するということができません。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
顔認証打刻、センスサンダー、SenseThunder