Windows打刻アプリの管理者モード内の「環境設定」についてご案内いたします。
目次
表示言語
「表示言語」ではアプリの表示言語を選択します。
「日本語」「英語」「韓国語」から選択可能です。
設定変更後、アプリを再起動することで有効になります。
スタッフ情報の自動同期間隔
Windows打刻アプリ内のスタッフ情報をサーバーの最新情報と自動同期する間隔を設定します。
「自動同期なし」「ログイン時のみ」「1分」「10分」「60分」から選択可能です。
手動での同期は、管理者モード内「認証登録/変更」の「更新する」ボタンや
「ログイン設定」の「スタッフ情報の同期」ボタンをクリックしてください。
ボタンはどちらも同じ効果です。
ローカルデータ
「ローカルデータ」では、打刻ログの保存形式を選択できます。
・SQLite……既定の保存形式です。
・SQL Sever Local DB……Ver.3.0~3.1で選択可能としていた保存形式です。
※「SQL Server Local DB」はVer.3.0~3.1からアップデートした場合のみ、引き続き選択可能となります。
カード種別(リーダー)
「カード種別(リーダー)」から、利用するカードの種類およびカードリーダーの種類が選択できます。
この設定変更は、アプリを再起動することで有効になります。
・Felica(RC-S380, RC-S300)
利用できるカード:Felicaカード(モバイルSuicaも利用可)
利用できるカードリーダー:RC-S380/S(終売)、RC-S300/S1
※ モバイルSuicaについて 「RC-S300/S1」でモバイルSuicaを利用するには、NFCポートソフトウェアのバージョンが「6.0.3.3」以上である必要があります。 |
・Felica/Mifare(RC-S380, RC-S300/SCL010)
利用できるカード:Felicaカード、Mifare(マイフェア)カード(※モバイルSuicaは利用不可)
利用できるカードリーダー:RC-S380/S(終売)、RC-S300/S1、SCL010
運転免許証認証
「カード種別(リーダー」で「Felica/Mifare」を選択した場合のみ、項目「運転免許証認証」が表示されます。
「運転免許証認証」では、運転免許証の打刻利用の可否を設定できます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認ください。
指静脈認証の設定をする
項目「指静脈認証」では指静脈認証で打刻の可否を設定します。
指静脈認証機器の接続方法についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
指静脈認証「利用する」を選択すると、項目「認証情報の自動同期」「認証方法」「セキュリティレベル」が表示されます。
関連ページ:指静脈認証装置 製品ページ(外部リンク)
認証情報の自動同期
指静脈機器に認証情報(指静脈の登録情報)を同期する方法を設定します。
・連動
「スタッフ情報の自動同期間隔」で設定したタイミングで指静脈機器も自動同期を行います。
・時刻指定
指定した時刻に指静脈機器の自動同期を行います。
・なし(手動)
「スタッフ一覧」の【更新する】ボタン押下時および
スタッフモードメニューの【スタッフ情報の同期】ボタン押下時に指静脈機器の同期を行います。
認証方法
それぞれの認証方法の違いは下記となります。
1:N
かざした指と登録されている登録済み全スタッフ指のデータを比較し、一致する指のスタッフを判別します。
登録人数が増えると読取に時間が掛かることがあります。
推奨値:100名(200指)まで
1:1
スタッフを選択してから指をかざします。
かざした指静脈と指定したスタッフの登録済みデータを照合し、一致するか判別します。
登録人数が増えてもデータの読取時間はあまり遅くならない認証方法です。
推奨値:1000名(2000指)まで
両方
1:N認証と1:1認証の両方を使用できます。
※利用するスタッフが100名未満の場合は1:Nを、100名以上になる場合は1:1を推奨します。
セキュリティレベル
セキュリティレベルは打刻時の撮影データと、登録時の撮影データとの比較をどのくらい厳しく行うかの設定となります。
低くするに従い、より打刻時の撮影データと登録時の撮影データの違いを許容するようになります。
※1:Nの際に中未満、1:1の際に中低未満に設定すると、他人受け入れの可能性が高くなります。
推奨しない設定ですので、お気を付けください。
打刻ログ保存日数
Windows打刻アプリでは、1万件を超えた打刻ログは、古い順にバックアップファイルへ移動されます。
バックアップファイルに移動された打刻ログはアプリ上では確認できません。
ただし、「打刻ログ保存日数」以内のログについてはバックアップファイルに移動されず、
Windows打刻アプリ内「打刻ログ表示」で確認できます。
※ 1日の打刻数が多い場合には、より少ない日数で設定することをおすすめします。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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