A. ジョブカン勤怠管理からダウンロードしたCSVファイルをMicrosoft Excel(以降エクセル)で開いたとき、
24時間を超える時間数がセル内・数式バー内で勝手に表示が変更されてしまうことがあります。
これはエクセルの仕様によるものです。
このページに記載の方法で解決しない場合は、Microsoft社にお問い合わせください。
目次
セル内の時間数に秒が追加される
CSVファイルをエクセルで開いたとき、本来の値は秒単位で集計されていないにも関わらず、
秒が付け加えられた状態で表示されることがあります。
これはエクセルの仕様によるものです。
こちらの方法で、ファイル内の実際の数値は分単位で集計されていることを確認できます。
このまま別名保存・上書き保存をすると、ファイル内の実際の数値が「[h]:mm:ss」の値で上書きされます。
表示を「[h]:mm」の形式に修正したい場合は、セルの書式設定を変更してください。
解決方法
1. 数値の書式のプルダウンから「その他の表示形式」を選択する
書式を変更したいセルを選択した状態で、数値の書式のプルダウンから「その他の表示形式」を
選択します。
2. ユーザー定義を編集して「[h]:mm」に変更する
「分類:ユーザー定義」を選択し「種類」欄を編集して「[h]:mm」と入力してください。
「OK」をクリックして変更をセルに適用します。
時間数が数式バー内で日付に変換される
CSVファイルをエクセルで開いたとき、24時間を超える時間数が、数式バー内で日付として表示される
ことがあります。
これはエクセルの仕様によるものです。
こちらの方法で、ファイル内の実際の数値を確認できます。
このまま別名保存・上書き保存をしても、ファイル内の実際の数値が日付つきの表記で上書きされることは
ありません。
ただし、セル内の時間数を編集しようとすると、数式バー内の日付でセルが上書きされます。
時間数を編集したい場合は、元の時間数がわからなくならないよう、バックアップを取ることを
おすすめいたします。
こちらの仕様や解決方法について詳しくは、Microsoft社にお問い合わせください。
本来の時間数を確認したい
エクセルの影響でセル内・数式バー内の表記が変換されていても、CSVファイル内の実際の数値は
集計通りの時間数が出力されています。
CSVファイルをテキストエディタで開くことで、エクセルの影響を受けない素のままの数値を確認できます。
Windowsの場合
以下のいずれかの方法でCSVファイルを開いてください。
・CSVファイルを右クリックして「メモ帳で編集」を選択する。
・メモ帳アプリを起動し、「ファイル」→「開く」→表示するファイルの形式として「すべてのファイル」を
選択することで選択可能なファイルとしてCSVファイルが表示されます。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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