基本情報設定→就業規則設定→所定時間・残業・深夜設定
残業時間の集計方法について、各項目を以下に詳しく説明いたします。
目次
- 【日計算】
- 【日計算(曜日毎)】
- 【日または週(多い方)】
- 【日または週または月(多い方)】
- 【時刻指定】
- 【週計算】
- 【月計算】
- 【月計算(フレックス)】
- 【年計算】
- 【年計算(フレックス)】
- 【申請】
- 【シフト外労働時間】
- 【その他の設定項目】
【日計算】
1日あたり〇時間を超えた分の労働時間を残業時間として集計します。
裁量労働制や管理監督者の残業時間を集計したくないなどの場合は、こちらのヘルプページを参考に設定してください。
【日計算(曜日毎)】
日計算の設定ですが、曜日ごとに異なった時間を設定することが可能です。
【日または週(多い方)】
日計算と週計算を同時に行い、
日毎の残業時間を1週間分足したものと、週計算で集計した残業の
【どちらか大きい方】を残業時間として抽出することが可能です。
※【どちらか大きい方】を残業時間として集計するため、日毎の残業時間と週毎の残業時間の両方を集計することはできません。
【日または週または月(多い方)】
日計算と週計算と月計算を同時に行い、
日毎の残業時間を1週間分足したものと、週計算で集計した残業と月計算で集計した残業の
【いずれか大きいもの】を残業時間として抽出することが可能です。
※【いずれか大きいもの】を残業時間として集計するため、日毎の残業時間と週毎の残業時間と月での残業時間の全てを集計することはできません。
【時刻指定】
特定の時刻以降の労働を残業時間として集計します。
残業時間は日ごとに集計します。
日計算・時刻指定での残業設定の場合は、
休日設定で設定している公休日や法休日をすべて残業とすることも可能です。
【週計算】
一週間の労働時間を合計して、〇時間を超える労働を残業時間として集計します。
一週間の始まりは起算曜日にしたがいます。
【月計算】
月に何日のシフトが入っていても、
○日までの月であれば月○時間を超えたら残業とする設定です。
【月計算(フレックス)】
1日あたり○時間×所定労働日数(シフトがありかつ平日となっている日数)
を超えた時間を残業とする設定です。
上記設定でシフトが21日だった場合
8時間×21日=168時間
168時間を超えると残業という形になります。
週計算・月計算の場合は出勤簿などで日毎の残業をだすことはできません。
【年計算】
年単位で残業計算をする場合、年に何時間を超える勤務を残業とするかを設定します。
また、年度開始日を設定することが出来ます。
【年計算(フレックス)】
フレックスタイム制での残業計算をする場合に設定します。
1日につき何時間×1年の所定出勤日数で計算するかを設定します。
所定出勤日数はシフト日数でカウントするため、シフト作成する必要があります。
■年計算・年計算(フレックス)の残業時間抽出・確認
年計算・年計算(フレックス)の残業時間については、『勤務データダウンロード(CSV)』にて、
「年指定」で抽出することで確認できます。
【申請】
スタッフが残業申請を出し承認された場合に、申請した時間をそのまま残業時間として集計します。
実際に労働があっても、残業申請が承認されていない場合、残業時間は集計されません。
残業申請が承認されている場合は、【シフト終了時刻~申請時刻】が、
残業申請の際に開始時刻も申請している場合は、【残業開始時刻~残業終了時刻】が残業時間として集計されます。
また、早出残業申請についても同様に残業時間として集計されます。
集計される時間は、ダウンロード項目「承認済申請残業時間」と同じ値になります。
※深夜時間を設定していても考慮しないため、深夜残業時間を集計することはできません。
例) 「早出残業申請時刻(07:00)~シフト開始時刻(08:00)」の1時間 と |
【シフト外労働時間】
シフト外労働時間を残業時間とすることができます。
(例)シフトが10:00-19:00で設定されており、実際の打刻が9:30-19:15の場合、
9:30-10:00の30分と、19:00-19:15の15分の、
合計45分がシフト外労働時間となり、かつ残業時間としても集計されます。
「休憩時間中の労働をシフト外労働・残業扱いとする」を表示させる場合、
オプション設定→シフト管理にございます「休憩時間の管理方法(シフト)」を「時刻で管理」に
設定する必要がございます。
※自動休憩の設定(シフトパターン、就業規則設定の自動休憩設定)が適用されている場合、算出されません。
・みなし残業時間
各項目の残業時間の設定に、下記の設定項目がございます。
(【年計算】【申請】【シフト外労働時間】にはこちらの項目はありません。)
ここでみなし残業時間の設定ができます。
みなし残業時間の設定をすると、勤務データダウンロード等で
「みなし残業時間」「残業時間(みなし除く)」という項目でデータを出力することができます。
また、みなし残業時間の設定をしても、実残業時間はあくまで、
上記で設定した残業時間の設定に基づき集計がされます。
・公休日の勤務は全て残業扱いとする
各項目の残業時間の設定に、下記の設定項目がございます。
(【日または週(多い方)】【日または週または月(多い方)】【週計算】【月計算】【月計算(フレックス)】【年計算】【年計算(フレックス)】【申請】【シフト外労働時間】にはこちらの項目はありません。)
休日設定で設定している公休日の労働時間を残業時間とする設定ができます。
・法休
各項目の残業時間の設定に、下記の設定項目がございます。
(【日または週(多い方)】【日または週または月(多い方)】【週計算】【月計算】【月計算(フレックス)】【年計算】【年計算(フレックス)】【申請】【シフト外労働時間】にはこちらの項目はありません。)
休日設定で設定している法休日の労働時間を残業時間とする設定ができます。
各項目の残業時間の設定に、下記の設定項目がございます。
休日設定で設定している法休日の労働時間を残業時間としない設定ができます。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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