基本情報設定→就業規則設定→労働時間の抽出設定
特定時間帯の勤務を抽出したい場合の項目作成・設定をします。
ここで設定した時間帯は、データ抽出する際に設定した時間帯名で抽出することができます。
目次
労働時間の抽出設定をする
労働時間の抽出設定は下記となります。
1.時間帯名を入力 ⇒ 開始時刻・終了時刻・平日/休日条件を設定 ⇒ 一番下の【保存】をクリック。
※この画面で設定した各任意労働時間には、時刻で管理されている休憩や打刻された休憩時間以外の
休憩時間は適用されません。
※「時間帯名」に「機種依存文字(環境依存文字)」は、使用できません。
(勤務データダウンロードのフォーマット作成の際にエラーとなります。)
2.作成後、フォーマット設定画面に抽出項目として表示されます。
例: 『勤務データダウンロード(CSV)』 → 新規フォーマット作成画面
※こちらの機能は初期設定では表示されませんので、お使いいただく場合は、
オプション設定にて「『労働時間の抽出設定』メニュー」を使うに変更してください。
ご注意点
・注意事項1
既に締め処理済みの日付けに対して、締め処理以降に作成された項目は
正しい数値で出力が出来かねます。
新しい労働時間の抽出設定の項目をダウンロードする場合、締め処理を解除してください。
締め解除の方法については、こちらをご確認ください。
・注意事項2
打刻場所ごとに出力することはできかねます。「指定なし」でダウンロードしてください。
・注意事項3
各任意労働時間には、時刻で管理されている休憩や打刻された休憩時間以外の休憩時間は適用されません。
(例)12:00~13:00といった時間帯で設定・打刻しているものは適用がされます。
【シフトパターンにて自動休憩設定をしている場合】
●時刻で管理
上記画像のように、休憩時間として控除する時刻を指定している場合は、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分が引かれて集計されます。
●時間で管理
上記画像のように、休憩時間として控除する時刻を指定していない場合は、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分は引かれずに集計されます。
【就業規則設定内の自動休憩設定をしている場合】
●時刻で管理
上記画像のように、休憩時間として控除する時刻を指定している場合は、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分が引かれて集計されます。
●時間で管理
上記画像のように、休憩時間として控除する時刻を指定していない場合は、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分は引かれずに集計されます。
●ラインシフトの休憩時間を適用
上記画像のように、ラインシフト上で休憩として控除する時刻を指定している場合は、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分が引かれて集計されます。
【打刻によって休憩時間を集計している場合】
打刻によって休憩時間の集計を行っている場合、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分が引かれて集計されます。
【出勤簿上で編集済もしくは出退勤編集申請が承認されている場合】
出勤簿上で編集をしたり、スタッフが出退勤編集申請をして管理者が承認した場合は、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分は引かれずに集計されます。
※時刻指定の自動休憩を設定されている場合でも、後日出勤簿で編集した場合には出勤簿での編集が優先されてしまうため、労働時間の抽出設定から休憩時間分が引かれずに集計されてしまいます。
こちらのヘルプページもご確認いただけますと幸いです。
【みなし勤務シフトを設定している場合】
みなし勤務シフトの場合、休憩時間として控除する時刻を指定していても、
労働時間の抽出設定で設定した時間帯から休憩時間分は引かれずに集計されます。
・注意事項4
同じ時間帯を表す場合でも、それぞれの時刻表記にて設定する必要があります。
例)27:00~29:00と03:00~05:00は同じ時間帯を指しますが、
労働時間の抽出設定にてどちらも算出したい場合には、以下のように2つの設定が必要です。
27:00~29:00の設定のみの場合、03:00~05:00の労働時間は抽出されません。
03:00~05:00の設定のみの場合、27:00~29:00の労働時間は抽出されません。
また、自動で27:00~29:00と03:00~05:00の労働時間を合計することはできかねますため、
合計労働時間を算出したい場合には出力後にお客様にてご計算いただきますようお願いいたします。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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