基本情報設定→就業規則設定→就業規則アラート設定
就業規則アラート設定は、スタッフの労働時間や連続勤務日数などが設定した値を超えたとき
管理者・スタッフ本人・任意のスタッフにアラートメールを送ることができる機能です。
作成した設定は、就業規則アラート紐付け設定でスタッフに紐づけることで有効になります。
アラートはアラートメールで通知されるほか、就業規則アラート通知一覧に表示されます。
また、労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧に色で表示されます。
このページでは、就業規則アラート設定の使い方をご説明します。
設定内容の具体例を、こちらのヘルプページでご紹介しています。 よろしければご参照ください。 |
目次
- 概要
- 新規作成の流れ
- 〇〇の利用、全てのアラートをON/OFF
- 基本設定
- 労働時間
- 勤務・休務状況
- 勤務間インターバル
- 勤務予想
- アラートメール設定
- 就業規則アラート紐付け設定
- PCマイページでデータを確認する
- アラート発出・メール送信のタイミング
概要
就業規則アラート設定は、スタッフの労働時間や連続勤務日数などが設定した値を超えたとき
管理者・スタッフ本人・任意のスタッフにアラートメールを送ることができる機能です。
また、アラートの内容は就業規則アラート通知一覧に表示されるほか、
労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧に色で表示されます。
労働時間の計算ロジックは「固定労働時間制」あるいは「フレックス」から選択可能です。
作成した設定は、「就業規則アラート紐付け設定」から各スタッフに紐づけることで有効となります。
項目名 | 説明 |
設定コード、設定名 | 就業規則アラートを作成・編集する際に任意の内容で設定します。 |
編集・閲覧 |
設定の内容を編集・閲覧します。 |
コピー | 設定の内容を複製し、新規作成画面へ移動します。 |
関連機能
以下の機能は、就業規則アラート設定の関連機能です。
それぞれ、就業規則アラート設定で作成した設定にしたがってアラートや集計結果を表示します。
就業規則アラート通知一覧
出勤管理→エラー一覧→就業規則アラート通知一覧
就業規則アラート設定にしたがって勤怠データを集計し、アラートを表示します。
アラートの件数をトップページのアラート一覧に表示することはできません。
労働状況一覧
出勤管理→就業規則アラート集計→労働状況
労働時間を集計し、アラートが発出された項目についてアラート色を表示します。
また、アラート発生までの残時間数、アラートを超過した時間数を確認することもできます。
勤務・休務状況一覧
出勤管理→就業規則アラート集計→勤務・休務状況
勤務・休務に関するデータを集計し、休務日数不足や連続勤務についてアラート色を表示します。
休日・休暇・欠勤を休務日(勤務していない日)とみなすかどうかは「勤務・休務状況」で設定します。
勤務間インターバル一覧
出勤管理→就業規則アラート集計→勤務間インターバル
インターバル(勤務と勤務の間にあたる時間)に関するデータを集計・表示します。
また、インターバルが設定値未満の場合に、その前後の労働を「引き続いた労働」として連続勤務時間を集計することもできます。
新規作成の流れ
1. 新規作成画面を開く
基本情報設定→就業規則設定→就業規則アラート設定
【新規作成】ボタンから就業規則アラート設定の新規作成画面に移動します。
2. 基本設定を入力する
新規作成画面上部の、基本設定欄を入力します。
入力項目はすべて必須項目です。
また、起算日以外はあとから変更できます。
項目名 | 説明 |
設定コード | 設定コードを入力してください。 半角全角を問わず英数字、かな、記号などが使用可能です。 |
設定名 | 設定名を入力してください。 |
起算日 |
アラート設定には「年間通して〇回以内」など1年間の勤怠データを参照して計算するものがあります。 設定完了後、あとから起算日を変更することはできません。 |
計算ロジック | 労働時間の計算ロジックを「固定労働時間制」か「フレックス」から選択してください。 選択する計算ロジックによって、アラート設定内の「労働時間」タブで設定できる内容が変化します。 |
3. アラート基準を設定する
アラートを発出する基準について、詳しく設定していきます。
設定内には「基本設定」、「労働時間」、「勤務・休務状況」、「勤務間インターバル」、「勤務予想」、「アラートメール設定」の6つのタブがあります。
それぞれのタブで複数種類のアラートを設定できますが、使用しないアラートは無効化することもできます。
詳しくは各見出しをご確認ください。
4. 複数のアラート基準(アラート設定)を作成する
アラート設定名が表示されているタブの右側に小さい+ボタンがあります。
この+ボタンをクリックすると、追加でアラート基準を作成することができます。
アラート基準を複数作成する場合でも、計算ロジックは基本設定欄で選択した方(固定労働時間制、フレックスのどちらか)が共通して適用されます。
なお、ひとつの設定内に複数のアラート基準を作成する場合、紐づけられたスタッフには設定内のアラート基準がすべて適用されます。
そのため、例えば、ひとつめのアラート基準は原則的な内容で、
ふたつめのアラート基準は労使協定によって緩和された内容で作成する、などの使い分けができます。
設定が終わったら、画面下部の【保存】ボタンで設定を保存して完了です。
〇〇の利用、全てのアラートをON/OFF
アラート設定内には6つのタブがありますが、各タブで共通している部分があります。
以下、詳しくご説明します。
〇〇の利用
勤怠データの集計結果を、アラートの発出や就業規則アラート集計(労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧)に利用するか否かを設定します。
・「ON」の場合
設定内容にしたがってアラートが働き、就業規則アラート集計にも集計結果が表示されます。
・「OFF」の場合
アラートが働かなくなり、就業規則アラート集計にも集計結果が表示されなくなります。
<〇〇の利用、全てのアラートをON/OFFについて>に戻る
画面上部に戻る
全てのアラートをOFF / 全てのアラートをON
ボタンをクリックすると、タブ内のすべてのアラートについてチェックをつけ外しできます。
アラートをOFFにすると、無効になる設定はグレーアウトし編集できなくなります。
グレーアウトした項目以外については集計され、対応する就業規則アラート集計機能で数値を確認することができます。
「アラートは利用しないが就業規則アラート集計は利用する」という場合、
各タブで「〇〇の利用」はONに設定し、「全てのアラートをOFF」をクリックしてください。
<〇〇の利用、全てのアラートをON/OFFについて>に戻る
画面上部に戻る
基本設定
「基本設定」では、以下の項目を設定します。
項目名 | 説明 |
アラート設定名 |
作成するアラート設定の名称を入力します。 また、労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧に「【設定名】アラート設定名」のかたちで表示されます。 |
アラート色 | 労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧で、アラート対象の箇所に表示する色を選択します。 |
労働時間
「労働時間」では、まず「設定労働(1日あたり、1週間あたりの労働時間)」を決め、
それを基準として、労働時間に関するアラートを設定します。
主にスタッフの働きすぎ防止に役立ちます。
「労働時間」の設定に基づいて集計されたデータやアラート表示は、労働状況一覧で確認できます。
設定内や関連機能では、設定労働を超えた分の労働時間を「設定超え労働時間」と呼びます。 この「設定超え労働時間」が残業時間と等しくなるように設定労働の時間数を決めることをおすすめします。 それにより、労働状況一覧のデータ理解が容易になります。 |
「労働時間」は、計算ロジックによって設定内容が変化します。
以下、それぞれご説明します。
固定労働時間制
■労働条件設定
・1日の設定労働
「固定時間」か「シフト時間」を選択して1日あたりの労働時間を設定します。
アラートにチェックを入れると、1日の労働時間が設定時間数を超えたときにアラートを出します。
・1週の設定労働
週あたりの労働時間を設定します。
アラートにチェックを入れると、週の労働時間が設定時間数を超えたときにアラートを出します。
「1週の設定労働時間超えを1日の設定超え労働時間に加算」
チェックを入れると、労働状況一覧の詳細表示のカレンダーに以下の影響があります。
・1日の設定超え労働時間(青い四角の行)に「1週の設定超え労働時間のうち、
1日の設定超え労働時間と重複しない分」を加算する。
・「日の超過」「週の超過」の行を表示する(赤い四角の行)。
詳しくは、こちらのヘルプページをご確認ください。
■設定超え労働集計設定
・休日労働を設定外労働の計算に含める
チェックを外すと「法定休」「公休」が設定超え労働時間の計算から外されます。
例1) 例2) |
■労働時間アラート通知条件設定
・1日の設定超え労働上限
1日の労働時間が「1日の設定労働」の時間数を超過していないかチェックします。
超過した時間数が、「1日の設定超え労働上限」の時間数を超えた場合、アラートを出します。
・1週の設定超え労働上限
1週間の労働時間が「1週の設定労働」の時間数を超過していないかチェックします。
超過した時間数が、「1週の設定超え労働上限」の時間数を超えた場合、アラートを出します。
・1ヶ月の設定超え労働上限
1か月分の設定超え労働時間の合計が、この項目で設定した時間数を超えた場合に
アラートを出します。
「1か月分の設定超え労働時間の合計」は労働状況一覧で確認できます。
>月の設定超え労働上限超過回数
月ごとに「1ヶ月の設定超え労働上限」を超えた回数をカウントしてアラートを出します。
・2〜6ヶ月の平均設定超え労働上限
1か月分の設定超え労働時間の合計について、2~6か月分の平均を出します。
計算した平均時間数がこの項目で設定した時間数を超えた場合にアラートを出します。
・1年の設定超え労働上限
1か月分の設定超え労働時間の合計について、各月を合計して1年分を計算します。
計算した時間数がこの項目で設定した時間数を超えた場合にアラートを出します。
・月間深夜労働上限
1か月の深夜労働時間が設定時間数を超えた場合にアラートを出します。
深夜とみなされる時間帯は、所定時間・残業・深夜設定にしたがいます。
「法定休」「公休」にチェックを入れると、休日労働時間をまるごと「設定超え労働時間」として扱います。
また、こちらでチェックを入れた休日については、「休日労働を設定外労働の計算に含める」ではチェックを入れられなくなります。
例) |
フレックス
■労働条件設定
・1ヶ月の設定労働時間
1か月あたりの労働時間を設定します。
アラートにチェックを入れると、1か月の労働時間が設定時間数を超えたときにアラートを出します。
労働時間の設定方式は以下の3つから選択します。
>全ての月度で同じ設定労働時間を使用する
月ごとの日数に関わらず、全ての月度で同じ労働時間を設定します。
>月間シフトの日数に指定時間をかけた時間
「シフトが入っている日数」×「〇時間」で月の労働時間を設定します。
>月度ごとに設定労働時間を変更する
月ごとに具体的な時間数を入力して設定します。
「1ヶ月の設定労働時間超えを1日の設定超え労働時間に加算」
チェックを入れると、労働状況一覧の詳細表示のカレンダーに以下の影響があります。
・日ごとの箇所(青い四角の行)に「1ヶ月の設定労働時間」を超えた時間数を表示する。
・「日の超過」「月の超過」の行を表示する(赤い四角の行)。
詳しくは、こちらのヘルプページをご確認ください。
■設定超え労働集計設定
・休日労働を設定外労働の計算に含める
チェックを外すと「法定休」「公休」が設定超え労働時間の計算から外されます。
詳しくは<法定休・公休の扱いについて>をご確認ください。
■労働時間アラート通知条件設定
・1ヶ月の設定超え労働上限
1か月分の設定超え労働時間の合計が、この項目で設定した時間数を超えた場合に
アラートを出します。
「1か月分の設定超え労働時間の合計」は労働状況一覧で確認できます。
>「月の設定超え労働上限超過回数」
月の設定超え労働上限を超えた回数をカウントしてアラートを出します。
・2〜6ヶ月の平均設定超え労働上限
1か月分の設定超え労働時間の合計について、2~6か月分の平均を出します。
計算した平均時間数がこの項目で設定した時間数を超えた場合にアラートを出します。
・1年の設定超え労働上限
1か月分の設定超え労働時間の合計について、各月を合計して1年分を計算します。
計算した時間数がこの項目で設定した時間数を超えた場合にアラートを出します。
・月間深夜労働上限
1か月の深夜労働時間が設定時間数を超えた場合にアラートを出します。
深夜とみなされる時間帯は、所定時間・残業・深夜設定にしたがいます。
「法定休」「公休」にチェックを入れると、休日労働時間をまるごと「設定超え労働時間」として扱います。
また、こちらでチェックを入れた休日については、「休日労働を設定外労働の計算に含める」ではチェックを入れられなくなります。
詳しくは<法定休・公休の扱いについて>をご確認ください。
法定休・公休の扱いについて
法定休・公休の休日労働時間の扱いは、以下の点によって変化します。
・「休日労働を設定外労働の計算に含める」でチェックを付けたか(赤い四角の箇所) ・右側の「労働時間アラート通知条件設定」でチェックを付けたか(青い四角の箇所) |
「休日労働時間を設定外労働の計算に含める」でチェックを付けた休日区分は、右側の欄ではチェックをつけられません。
先に右側でチェックを付けた場合も同様に、「休日労働時間を設定外労働の計算に含める」でチェックをつけられなくなります。
「休日労働時間を設定外労働の計算に含める」でチェックを付けた休日は、平日と同様に設定外労働時間を計算されます。
チェックがついていない休日は、設定外労働時間の計算から除外されます。
右側でチェックがついている休日は、設定外労働時間の計算からいったん除外されたうえで、
労働時間のすべてが設定外労働時間として扱われます。
勤務・休務状況
「勤務・休務状況」では、休務日(労働を行わない日)や連続勤務の日数・回数を集計し、
アラートを出します。
主に、スタッフが適切に休日を与えられているかの確認に役立ちます。
「勤務・休務状況」の設定に基づいて集計されたデータやアラート表示は、
勤務・休務状況一覧で確認できます。
■勤務・休務アラートマスタ設定
・1週に得る休務日数
1週間に得るべき休務日数を設定します。
・月間の指定した休務合計日数が設定に達していない場合に通知する
1か月の休務日数を合計して、設定した日数より少ない場合にアラートを出します。
アラートメールは月度が切り替わったあとに届きます。
・指定した期間の平均休務日数が設定に達していない場合に通知する
指定した月数で休務日数の平均日数を計算します。
設定した日数より少ない場合、アラートを出します。
アラートメールは月度が切り替わったあとに届きます。
平均を計算する月数は任意に指定できます。
また、設定の数は5つまで増やせます。
×ボタンをクリックして設定を削除し、+ボタンをクリックして新しい設定を追加します。
・設定の連休が発生した回数が設定に達していない場合に通知する
年度内の連休の回数を集計し、設定した回数に足りない場合にアラートを出します。
アラートメールは年度が切り替わったあとに届きます。
連休の日数、回数は任意の数で設定できます。
また、設定の数は3つまで増やせます。
×ボタンをクリックして設定を削除し、+ボタンをクリックして新しい設定を追加します。
・連勤が設定の日数に達した場合に通知する
連続勤務日数が、設定した日数に達した場合にアラートを出します。
アラートメールは、設定日数に到達後、日替わり時刻を越えてから届きます。
>起算曜日を考慮して連勤を計算
チェックを入れた場合、起算曜日を始点として連続勤務日数を計算するため、連続勤務日数は最大7日間になります。
例1) 「起算曜日を考慮して連勤を計算」にチェックあり 「起算曜日を考慮して連勤を計算」にチェックなし |
例2) 「起算曜日を考慮して連勤を計算」にチェックあり 「起算曜日を考慮して連勤を計算」にチェックなし |
>月間の連続勤務超え回数アラート
「連勤が設定の日数に達した場合に通知する」で設定した日数の連続勤務が1か月に何回あるかをチェックします。
連続勤務の回数が設定値に達した場合にアラートを出します。
休務オプション設定
「休務オプション設定を開く」をクリックすると、各休日・休暇日の扱いを設定する画面が展開されます。
それぞれ「休務日数に考慮」と「連休に考慮」についてON/OFFを切り替えることができます。
オプション設定 | 説明 |
休務日数に考慮 |
ON … 該当の休日・休暇日を「休務日」として扱います。 |
連休に考慮 |
ON … 「連休に考慮」がONになっている休日・休暇日同士が連続している場合、「連休」としてとして扱います。 |
割合休/組み合わせ休暇
割合休とは「消化量:0.1~0.9日」に設定された休暇のことです。時間休とは異なります。
割合休や組み合わせ休暇を取得した場合にも休務・連休に含みたい場合は、
休暇タイプごとに「ON」に設定してください。
勤務間インターバル
「勤務間インターバル」では、インターバル(勤務と勤務の間にあたる時間)が
設定の値以下になったときにアラートを出すことができます。
主にスタッフの働きすぎ防止に役立ちます。
インターバルにあたるのは、退勤打刻~日付が変わったあとの出勤打刻までの時間です。
休憩時間や中抜け時間はインターバルではありません。
「勤務間インターバル」の設定に基づいて集計されたデータやアラート表示は、
勤務間インターバル一覧で確認できます。
■打刻まるめ考慮設定
・打刻まるめ設定を考慮する
チェックを入れると、まるめ後の出勤・退勤時刻でインターバルを計算します。
チェックが無い場合は、本来の打刻からインターバルを計算します。
打刻まるめ設定についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
■勤務間インターバル設定
・勤務間のインターバルが設定の時間に達していない場合に通知する
勤務と勤務の間の時間が、設定の時間数に到達しなかった場合にアラートを出します。
>設定の時間未満はインターバルにしない
設定した時間数よりも実際のインターバルが短かった場合、「インターバルは無かった」と判断し、前後の勤務を合算して「連続勤務時間」を集計します。
この設定ではアラートは出しません。
2暦日打刻モードなどで前日と翌日の勤務を分けたい場合に、インターバル不足でアラートが出てしまうのを避けることができます。
>月間の勤務間インターバル未達回数アラート
「勤務間のインターバルが設定の時間を超えなかった場合に通知する」のアラート対象になった回数が設定回数に達した場合にアラートを出します。
■連続勤務時間設定
・連続勤務時間が設定の時間を超えた場合に通知する
連続して勤務した時間が設定した時間数を超えた場合に、アラートを出します。
>インターバルがN時間なかった場合に連続勤務とみなす
インターバルが設定した時間数より短かった場合に、インターバルの前後の勤務を「引き続いた勤務」とみなして連続勤務時間を集計します。
加えて、アラートを出します。
「設定の時間未満はインターバルにしない」と どちらも、実際のインターバルが設定した時間数より短かった場合に、前後の勤務を「引き続いた勤務」とみなして連続勤務時間を集計する機能です。 ただし、以下の違いがあります。 ・設定よりも短いインターバルについて 「設定の時間未満はインターバルにしない」では「インターバルではない」とみなします。 ・アラートの有無 「設定の時間未満はインターバルにしない」ではアラートは出しません。
|
勤務予想
月の途中で、残りの日数をもとに1か月の労働時間を予想する機能です。
この機能を設定・利用するためには、「労働時間」タブで「1ヶ月の設定超え労働上限」を設定する必要があります。
予想された労働時間は、労働状況一覧の詳細画面で項目「月末予測」として表示されます。
■勤務予想設定
・当月(あるいは勤務締め日の末日)までの残りの勤務予定日に設定した時間の労働をした時の勤務時間を「予想勤務時間」とする。
予想勤務時間が1ヶ月の設定超え労働上限時間を超えたタイミングに通知する。
予想勤務時間を計算して、予想される1か月の総労働時間のうち、設定超えにあたる労働時間が
「1ヶ月の設定超え労働上限」を超える数値となった場合にアラートを出します。
>残りの勤務予定日は一律設定した時間で労働時間を加算する
勤務予測時間が以下の計算式で計算されます。
勤務予測時間=(計算時点での月内の実労働時間)+(今月の残りの平日日数)×〇時間 |
シフトが入っている日に加算
… チェックを入れると、勤務予測時間を「今月の残りの平日日数」ではなく「今月の残りのシフト日数」で計算します。
また、休日にシフトがはいっている場合は、「休日労働を設定外労働の計算に含める」設定の影響を受けます。
>残りの勤務予定日は一律シフト時間で労働時間を加算する
勤務予測時間が以下の計算式で計算されます。
勤務予測時間=(計算時点での月内の実労働時間)+(今月の残りのシフトから計算した労働時間) |
アラートメール設定
アラートメールの送信先を設定します。
「管理者のみに通知したい」、「スタッフにはメール通知したくない」などの希望がある場合、
就業規則アラート紐付け設定で紐づける際に通知対象を設定できます。
送信先について
メールの種類 | 送信先 |
管理者用 | アラートの対象となるスタッフのメイングループを管理するグループ管理者に送信します。 メイングループの親グループや、サブグループおよびその親グループの管理者には送信しません。 メイングループを管理するグループ管理者が存在しない場合は、全権限管理者に送信します。 |
スタッフ用 | アラートの対象となるスタッフ本人に送信します。 |
追加送信 | 任意のスタッフに送信します。 スタッフとして登録の無い宛先に送信することはできません。 ※ 人数制限なし |
管理者用・スタッフ用
メール送信制限、件名、本文を編集できます。
編集が完了したら、画面下部の【保存】ボタンをクリックして変更を保存してください。
項目 | 説明 |
メール送信制限 | あらかじめ設定した時間帯にのみアラートメールを送信するように制限できます。 チェックを入れると時間帯を設定可能になり、外すと制限が無効(=時間帯を問わずアラートメールを送信する)になります。 |
件名 | アラートメールの件名です。 テキストボックスに直接文章を打ち込むことで編集可能です。 |
本文 |
アラートメールの本文です。 |
追加送信(任意のスタッフ用)
管理者・スタッフ本人とは別に、追加送信として任意のスタッフあてにアラートメールを送信できます。
手順は以下の通りです。
1. 追加送信用の「送信先選択」欄にある【追加】ボタンをクリックする
「送信先選択」欄の【追加】ボタンをクリックしてください。
送信先となるスタッフを選択する画面が開きます。
2. スタッフを検索し、送信先にしたいスタッフを選択する
スタッフ検索のテキストボックスにスタッフコードやスタッフ名を入力して、
送信先にしたいスタッフを検索します。
テキストボックスの下にスタッフ名が表示されるので、任意のスタッフの行をクリックして
選択してください。
選択されたスタッフ名は、背景が灰色になります。
送信先のスタッフをすべて選択したら【追加】ボタンをクリックしてください。
3. 送信先が正しく選択されているか確認する
送信先に設定したスタッフが「送信先選択」欄に表示されます。
アラートメールは、この欄に表示されているスタッフ全員に届きます。
間違えて選択した場合は、【削除】ボタンで選択を解除してください。
4. メール送信制限、件名、本文を編集する
必要に応じて、メール送信制限、件名、本文を編集できます。
編集が完了したら、画面下部の【保存】ボタンをクリックして変更を保存してください。
項目 | 説明 |
メール送信制限 | あらかじめ設定した時間帯にのみアラートメールを送信するように制限できます。 チェックを入れると時間帯を設定可能になり、外すと制限が無効(=時間帯を問わずアラートメールを送信する)になります。 |
件名 | アラートメールの件名です。 テキストボックスに直接文章を打ち込むことで編集可能です。 |
本文 |
アラートメールの本文です。 |
就業規則アラート紐付け設定
スタッフ管理→スタッフ一覧→就業規則アラート紐付け設定
就業規則アラート設定は、就業規則アラート紐付け設定で各スタッフに紐づけることで
勤怠情報をもとにアラートを発出します。
また、労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧も紐付け設定にしたがって
集計を行います。
就業規則アラート紐付け設定を行っていない状態ではこれらのアラート・機能が働きませんので、
お気を付けください。
詳しい設定方法はこちらのヘルプページをご確認ください。
PCマイページでデータを確認する
スタッフ管理→マイページ設定→マイページ表示機能設定
マイページ表示機能設定で「労働状況」「勤務・休務状況」「勤務間インターバル状況」を表示に設定することで、PCマイページでも各集計データを確認可能になります。
詳しくは、以下のヘルプページをご確認ください。
アラート発出・メール送信のタイミング
・アラートメールは、1つのアラートに対して1度だけ送信されます。
・アラート発出の条件を満たしても即時メールが送信されるわけではありません。
例えば当日の労働によるアラートは翌日(日替わり時刻を越えたあと)就業規則アラート通知一覧に表示され、アラートメールが送信されます。
・システムは、毎日、日替わり時刻に過去2か月分の勤怠データを再計算します(処理すべきデータ量が多い場合、再計算が終わるまで時間がかかることがあります)。
その際に、就業規則アラート通知一覧に載っていないアラートを発見した場合は一覧に載せ、アラートメールを送信します。
この挙動は、一度一覧から削除されたアラートに対しても働きます。
再計算は労働状況一覧、勤務・休務状況一覧、勤務間インターバル一覧から手動で実行することもできます。
・アラートメール設定で「メール送信制限」が設定されている場合、その時間帯にのみ送信を行います。
送信不可能な時間帯にアラートを検出した場合は、送信可能な時間帯になってから送信します。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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