休暇・申請管理→休暇管理→出勤率算出における各休暇毎の算出設定
有休自動付与では、付与基準として出勤率を使用できます。
「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」は、出勤率の計算に代休・特別休暇の取得日数を
含めるか否かを選択する機能です。
このページでは、「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」の設定方法をご説明します。
目次
出勤率について
ジョブカン勤怠管理では、出勤率は以下の計算式にしたがって算出されます。
1年間の「出勤日数」÷「全労働日数(=所定労働日数)」×100 = 出勤率 |
また、以下の条件があります。
・シフトありの平日の出勤を計算上の出勤日数として数える。
・シフトなしの出勤は、計算上の出勤日数には含まれない。
・シフトの有無に関わらず、休日の出勤は計算上の出勤日数に含まれない。
・シフトありの有休は、計算上の出勤日数に含まれる。
・シフトありの代休・特別休暇取得日は「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」で出勤率の計算に
含めるか否か選択可能(まったく設定が無い場合は全労働日数、出勤日数のどちらにも含まれない)。
・振休の取得日は、シフトの有無・休日出勤日の指定の有無に関わらず計算上の出勤日数に含まれない。
・休職期間を出勤率の計算に含めるか否かは休職設定で選択可能。
・オプション設定「[休暇]を労働時間に加算する」をONにしている休暇は、
シフトがある日に取得した場合、計算上の出勤日数に含まれる。
このとき「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」は無視される。
出勤率算出における各休暇毎の算出設定
休暇・申請管理→休暇管理→出勤率算出における各休暇毎の算出設定
有休自動付与では、付与基準として出勤率を使用できます。
「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」は、出勤率の計算に代休・特別休暇の取得日数を
含めるか否かを選択する機能です。
まったく設定が無い状態では、代休・特別休暇の取得日数は全労働日数、出勤日数のどちらにも
含まれません。
この設定で対象となるのは「シフトがある日に取得した代休・特別休暇」です。
シフトが無い日に取得した休暇(有休含む)については、設定内容に関わらず
出勤率の計算に含まれません。
※ 休暇は平日に取得することを前提とします。
設定方法
1. スタッフ種別を選択し、表示ボタンをクリックする
設定を作成したいスタッフ種別を選択し、「表示」ボタンをクリックしてください。
選択したスタッフ種別の設定画面が開きます。
スタッフ種別「全て」の設定は、設定が無いすべてのスタッフ種別に対して適用されます。
2. 各休暇について、「全労働日数」「出勤日数」に含めるか否かを選択する
出勤率の計算式は以下の通りです。
1年間の「出勤日数」÷「全労働日数(=所定労働日数)」×100 = 出勤率 |
この計算式にしたがって、シフトありの代休・特別休暇の取得日数を含めるか否か選択してください。
出勤率が100%を超えるのを防ぐため、全労働日数に含めない休暇は出勤日数にも含めません。
選択が完了したら「保存」ボタンで設定を保存してください。
3. 設定内容を参照する
ひとつ以上設定を作成すると、「既存の設定一覧」のプルダウンが表示されます。
プルダウン内には設定作成済みのスタッフ種別のみが表示されます。
スタッフ種別を選択することで、該当スタッフ種別の設定画面が開きます。
設定をコピーする
ひとつ以上設定を作成すると、画面右上に「設定をコピーする」ボタンが表示されます。
「設定をコピーする」ボタンから移動したページで、作成済みの設定を他のスタッフ種別にコピーできます。
以下、手順となります。
1. 「設定をコピーする」ボタンをクリックするして画面を移動する
2. コピー元のスタッフ種別を選択する
3. コピー先のスタッフ種別を選択し、「コピーする」ボタンでコピーを実行する
コピー先のスタッフ種別は複数選択できます。
希望のスタッフ種別にチェックをつけてください。
あるいは、右下の「全てを選択」にチェックをつけることで、すべてのスタッフ種別を選択できます。
スタッフ種別を選択したら、「コピーする」ボタンをクリックしてコピーを実行してください。
注意事項
・一度作成した設定を削除することはできません。
・「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」はあくまでも出勤率の計算に使用する日数の設定です。
出勤簿や勤務データダウンロードでの「所定労働日数」「実働日数」「平日出勤日数」等には
反映されません。
・全労働日数は、原則として所定労働日数と同じ意味です。
しかしながら、「全労働日数に含めない」と設定した休暇の取得日(シフト有)は「所定労働日ではあるが計算上の全労働日には含まれない日」になります。
そのため、「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」の設定内容によっては「計算上の全労働日数」と
「出勤簿上の所定労働日数」が異なる数値になる可能性があります。
・有休自動付与は、付与実行時点での設定内容を参照して付与を行います。
・組み合わせ休暇の取得日は、組み合わせた休暇のどちらかが「全労働日数」「出勤日数」に
含める設定であれば出勤率の計算に含まれます。
例1) 例2) |
・シフトありの休暇取得日に出勤した場合(例:半日休暇+半日出勤など)、
その日数は全労働日数・出勤日数ともに含まれます。
このとき「出勤率算出における各休暇毎の算出設定」は無視されます。
・「特別休暇名の登録」から休暇タイプを削除された特別休暇は、過去に遡って全労働日数・出勤日数ともに含まれなくなります。
有休自動付与の判定に影響を及ぼすため、ご注意ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
休暇管理、有給休暇、自動付与、出勤率、休暇毎の出勤率算出設定、代休、振休、振替休日