基本情報設定→各種設定→選択備考設定
選択備考とは、スタッフが打刻する際に、選択式で入力する備考機能です。
文字入力式の備考機能と異なり、選択回数などを集計できます。
このページでは、選択備考の利用方法をご説明します。
関連ヘルプ:
選択備考を集計する
目次
選択備考とは
画像例)Web打刻
選択備考は、打刻時に選択式で入力する備考機能です。
管理者が選択肢を作成することで、スタッフの打刻画面に「選択備考」欄が表示されます。
スタッフは適当な選択肢を選び、打刻します。
打刻と同時に選択備考は記録されます。
また、勤務データダウンロードで以下のデータを集計可能です。
- 特定の選択備考を利用した回数
- 特定の選択肢を選択した回数
- 特定の選択肢を選択したときの労働時間
集計方法については「選択備考を集計する」、
集計項目については「【項目一覧】勤務データダウンロード」をご確認ください。
利用例
選択備考を利用することで、例えば以下のような集計が可能になります。
・外出先の記録(出張先など)
・在宅勤務の回数や労働時間
・宿直や授業などの回数
同じ備考内容を、1日に複数回選択することも可能です。
画像例)PCマイページ打刻
上記画像の場合、この日の入力内容は「バス1回、電車2回」と集計されます。
利用可能な打刻方法
選択備考を利用可能な打刻方法は以下の通りです。
選択備考設定
基本情報設定→各種設定→選択備考設定
登録できる選択備考は最大10件です。
すでに10件登録されている場合、新規追加ボタンが非表示になります。
選択備考を削除し、登録件数が9件以下になると、新規追加ボタンは再度表示されます。
この画面で選択備考の並び順を変更できます。
変更した並び順は、打刻画面や出入詳細など、選択備考が表示されるすべての画面に反映されます。
項目 | 説明 |
並び順 |
左の三本線をドラッグすることで、選択備考の並び順を変更できます。 並び順を変更したら、画面下部の「並び順を保存する」ボタンで変更を保存してください。 並び順の番号は、変更の保存とともに新しい並び順にしたがって振り直されます。 |
ID | 選択備考の設定IDを表示します。 |
備考名称 | 選択備考の名称を表示します。 |
備考説明 | 選択備考の説明を表示します。 |
次回項目変更予定日 | 適用開始日を未来日付にして保存した場合に適用開始日を表示します。 未来日付での設定変更が複数ある場合は、最も近い適用開始日を表示します。 |
備考項目編集/削除 |
編集 … 選択備考の編集画面に移動します。 削除 … 選択備考を削除します。クリックすると確認のダイアログが表示されるので、問題なければ「OK」をクリックして削除を実行してください。 |
ボタン | 説明 |
新規選択備考追加 |
選択備考の新規作成画面に移動します。 選択備考が10件作成されているときは非表示になります。 |
選択備考利用フラグ一括登録 |
「選択備考利用フラグ一括登録」画面に移動します。 スタッフの選択備考の利用可否を複数人分一括で設定できます。 |
並び順を保存する |
選択備考の並び順の変更を保存します。 保存と同時に並び順の数字は振り直されます。 |
選択備考を登録する
1. 「新規選択備考追加」をクリックする
2. 各項目を入力する
必要な項目を入力して選択備考を作成してください。
選択肢は必ずひとつは作成する必要があります。
入力が終わったら、「保存」ボタンで内容を保存してください。
項目 | 説明 |
設定ID(必須) |
選択備考を識別するIDです。 例)remote ※ 半角英数字のみ(最大32文字) |
備考名称(必須) |
選択備考の名称を設定します。 例)リモートワーク |
備考説明 |
選択備考の説明が必要な場合に入力します。 例)在宅勤務等の集計用 |
選択肢コード(必須) |
各選択肢を識別するコードです。 例)zaitaku、satellite ※ 半角英数字のみ(最大32文字) |
選択肢(必須) |
選択肢の内容を入力します。 例)在宅、サテライト |
適用開始日 | 選択備考の適用開始日(使い始める日)を設定します。 |
選択備考を編集する
1. 修正したい選択備考の「編集」ボタンをクリックする
2. 各項目を修正する
作成済みの選択備考は、設定ID以外の各項目を修正できます。
また、修正した内容は、適用開始日から適用されます。
適用開始日に未来日を設定した場合、その日が来るまで修正内容は選択備考に反映されません。
画面右側には、選択備考の設定履歴が表示されます。
「詳細」ボタンをクリックすると詳細画面へ移動します。
詳細画面では、設定内容の確認と削除ができます。
設定履歴を削除することで選択肢が削除された場合、該当の選択肢は選択できなくなります。
ただし、勤務データダウンロードでは変わらず実績を集計可能です。
履歴は最大20件表示されます。
履歴が20件を超えた分は「選択備考履歴一覧へ」をクリックし、選択備考履歴一覧から確認してください。
注意事項 ・勤務データダウンロードでは、選択備考の設定IDと選択肢コードの組み合わせに基づいて ・選択肢名を変更した場合、勤務データダウンロードに最新の名称を反映させるには、 ・選択肢名を変更した場合、最新の名称が勤務データダウンロードでの項目名となります。 ・選択肢や選択備考を削除した場合でも、削除までに使用したデータは削除されず、残ります。 |
選択備考の利用可否を設定する
選択備考はスタッフごとに利用の可否を設定できます。
新たに作成した選択備考は、デフォルトではすべてのスタッフで「利用する」になっています。
利用設定は全従業員/グループ単位/スタッフ種別単位で一括で設定することも可能です。
スタッフごとに設定する
スタッフごとに個別に設定する方法をご説明します。
1. 「スタッフ管理」→「スタッフ一覧」を開く
2. 設定を行いたいスタッフの名前をクリックし、スタッフ詳細を開く
3. 「選択備考設定」を開き、項目ごとの利用可否を設定する
4. 確認画面に進み、保存する
一括で設定する
全従業員/グループ単位/スタッフ種別単位で一括で設定する方法をご説明します。
1. 「選択備考利用フラグ一括登録」をクリックする
2. 選択備考ごとに利用可否を選択し、保存する
一括設定を行う単位は、「全従業員/グループ単位/スタッフ種別単位」から選択可能です。
グループ単位やスタッフ種別単位を選択すると、対象を指定するプルダウンが表示されます。
設定対象は複数を選択することができます。
選択種別ごとに利用可否を設定し、「保存」ボタンで保存してください。
※個別設定の後に一括設定を行った場合、一括設定の内容に上書きされます。
選択備考の申請機能
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
オプション設定「選択備考の申請機能」をONにすると、すべての選択備考が承認必須になります。
申請式にする選択備考を選ぶことはできません。
オプション設定をONにした時点で、すべての選択備考が申請式になります。
なお、選択備考申請は承認設定で設定した承認フローにしたがって承認されます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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