A. スタッフが所属するグループが変更先のグループに変更されます。
それにともない、出勤簿に表示される所属グループも変更されるほか、
グループごとでの設定がある場合、締め処理をしていない過去に遡って
新しい所属グループの設定が反映されます。
目次
所属グループの表示
出勤簿には、スタッフの所属グループが表示される欄があります。
メイングループを月途中で変更した場合、所属グループ欄には変更前・変更後のグループが
どちらも表示されます。
複数回変更した場合は、変更したグループが全て表示されます。
変更後の最新の所属グループだけを表示させることはできません。
・出勤簿一括ダウンロード
・勤務データダウンロード(1日ずつ)
変更後のグループ名は、変更の操作を行った当日以降のデータに表示されます。
締め処理をしていなくても、過去に遡って所属グループ名が変更されることはありません。
・スタッフマイページ(PCマイページ)
過去に遡って設定が反映される
グループごとに適用される設定がある場合、メイングループ(≒所属グループ)を変更することで
締め処理をしていない過去に遡って、変更後のグループの設定が反映されます。
(関連ヘルプ:締め処理,組織変更や人事異動があった場合はどうしたらよいですか?)
例)グループごとに所定労働時間の設定が異なる場合
・関東本店 …… 所定労働時間 8時間
・新宿店 …… 所定労働時間 6時間
スタッフのメイングループが「関東本店」から「新宿店」に変更された場合、
所定内労働時間・所定外労働時間が「新宿店」の設定にしたがって再計算されます。
ただし、グループを変更する前に「関東本店」に対して締め処理を行っていた場合、
締め処理済みの期間に関しては「新宿店」の設定は適用されません。
注意事項
オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」がONになっており、
かつスタッフのメイングループで打刻を行っている場合、
スタッフの勤務中にメイングループを変更することで、退勤時にグループの自動移動が
発生することがあります。
「グループの自動移動」とは、奇数回目の打刻とその次の打刻で違う打刻場所を選んで
打刻した場合に、システムが「グループAからグループBに移動して打刻を行った」と
判断する機能です。
このとき、退勤のつもりの打刻が「グループBでの出勤打刻」と判断されてしまいます。
関連ヘルプ:出勤・退勤で違う打刻場所で打刻をしたらエラーになりました
■解消方法
管理者ページの出勤簿から該当日の出入詳細に入り、出勤時・退勤時の打刻場所を統一してください。
「打刻を修正する」ボタンで保存することで「グループの自動移動」を解消することができます。
ただし、変更前のメイングループを同スタッフのサブグループに設定しない場合、
変更作業後は変更前のメイングループを打刻場所として使用することができなくなります。
したがって、打刻場所を変更後(退勤時)の打刻場所で統一する必要があります。
変更前(出勤時)のメイングループで打刻場所を統一したい場合は、変更前のメイングループを
同スタッフのサブグループに登録してください。
■対策
グループの自動移動が発生するのを避けるためには、
オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」をOFFに設定するか、
該当スタッフの出勤前・退勤後にメイングループの変更を行ってください。
オプション設定「グループ掛け持ち者の移動後の出勤打刻」をOFFに設定すると、
出勤簿一括ダウンロード・勤務データダウンロードで打刻場所ごとの集計を行うことが
できなくなりますのでお気を付けください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
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