スタッフの休職設定についてご案内します。
休職設定期間中のスタッフは、スタッフ一覧(在職)やパレットシフトにも名前が表示されます。
出勤簿一括ダウンロード、勤務データダウンロードも行えます。
目次
設定方法
1. スタッフ管理→スタッフ一覧より
休職にしたいスタッフのお名前をクリックし、【スタッフ詳細】画面に移動してください。
2. 【在職状況】という項目に、【休職設定】という文字が表示されておりますので、
こちらをクリックし、休職履歴画面に移動してください。
3. 【休職追加】をクリックし設定画面に移動してください。
4. 各項目の設定を行ってください。
・休職期間
休職する期間の設定をしてください。
・休職理由
休職する理由に当てはまるものを選択肢から選択してください。
・休職中のシフト
休職期間中にシフトが入力されている場合、
該当日を「全労働日から除外する」か「出勤とみなす」かを選択してください。
※有休自動付与の設定が「利用する」の場合のみ、「休職中のシフト」の項目が表示されます。
「利用しない」の場合は「休職中のシフト」の項目自体表示されません。
・備考
メモを入力することが可能です。
【休職理由項目】
休職理由 |
設定可能な選択肢 |
未選択 |
全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
業務上の傷病による休業 | 出勤とみなす(固定) |
私傷病休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
産前産後休業 | 出勤とみなす(固定) |
出生時育児休業 | 出勤とみなす(固定) |
育児休業 | 出勤とみなす(固定) |
介護休業 | 出勤とみなす(固定) |
配偶者同行休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
出向休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
組合専従休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
起訴休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
懲戒休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
公職休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
無給休職扱 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
自己啓発休職 | 全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
その他 |
全労働日から除外する /出勤とみなす(選択可能) |
※法律で定められている休職理由に関しては、「出勤とみなす」しか選択が出来ません。
例)業務上の傷病による休業 等
全労働日から除外する: 休職期間中のシフトが入った日を有休自動付与の 「出勤日数」「出勤すべき日数」いずれにもカウントしません。
出勤とみなす:休職期間中のシフトが入った日を有休自動付与の「出勤日数」「出勤すべき日数」にカウントします。
また、勤務データダウンロードの「休職中の所定労働日数」にもカウントします。
※「休職中の所定労働日数」は有休自動付与を「利用する」に設定している場合のみカウントされます。
5. 4.の設定をし【保存】ボタンをクリックすると、【休職履歴】に設定した休職設定が追加されます。
設定後も【編集】より編集が出来ます。
出勤簿(指定日)での表示
【出勤管理】 タブをクリックすると、出勤簿(指定日)の画面が表示されます。
こちらで、休職設定を行ったスタッフをご覧いただきますと、シフト情報や勤務時間等の記入欄が無い状態になっていることが確認できます。
ただし、休職理由が「出生時育児休業」の場合に限り、シフトは削除されず、締め処理もかかりません。
出入詳細からの打刻入力も可能です。
パレットシフト(月)での表示
シフト管理→シフト作成→パレットシフト(月)より休職設定を行ったスタッフを検索すると、
設定した休職期間中についてはシフト情報の入力が出来ない状態となっていることを確認できます。
ただし、休職理由が「出生時育児休業」の場合に限り、シフトは削除されず、締め処理もかかりません。
休職期間に対してシフトの設定・削除やシフト申請・承認を行うことも可能です。
出生時育児休業について
育児介護休業法の改正によって2022年10月から出生時育児休業制度(産後パパ育休)が施行されています。
休職理由「出生時育児休業」を選択することで、出生時育児休業制度に対応する機能をご利用いただけます。
出生時育児休業については、「出生時育児休業制度には対応していますか?」もご確認ください。
休職設定画面で休職理由「出生時育児休業」を選択すると、アラート設定を行うことができます。
アラートは「出生時育児休業アラート通知一覧」に表示され、同時に通知メールが配信されます。
ひとつのアラートに対してメール通知は原則1回ですが、出勤日数・総労働時間数に関しては、最大5段階のしきい値を設定可能となっているため、それぞれのしきい値を超えるたびに通知が行われます。
通知先は、スタッフ、管理者、カスタマイズ(任意のスタッフ・複数名指定可能)から選択可能です。
アラートの表示は即時ではなく、6時間ごとにシステムが勤怠情報を照会することによって反映されます。
したがって、設定完了時点ですでに該当期間に勤怠情報が登録されており、アラートの通知基準に達していたとしても、アラートが表示されるまでには時間がかかります。
あらかじめご承知おきください。
出生日から8週間を超える期間を休職期間に設定しようとした場合、確認メッセージが表示されます。
「OK」をクリックしていただくことで、そのまま休職設定を完了することができます。
アラート設定 |
アラートが表示される条件 |
出生時育児休業初日の労働時間アラート |
初日・最終日の労働時間が、アラートしきい値設定「所定労働時間/日」で設定した時間数に達したとき。 |
出生時育児休業終了日の労働時間アラート |
|
出生時育児休業期間中の |
基準の日数は任意に設定可能。 |
出生時育児休業期間中の |
基準の時間数は任意に設定可能。 |
出生時育児休業を分割で取得する場合は、それぞれの期間に対して休業設定を行う必要がございます。
例えば「出生日が8/31の子の出生時育児休業を9/1~14と10/1~14で分割取得する」場合、
「9/1~14」と「10/1~14」を分けて休業設定を行ってください。
また、前項のアラート設定は1回の休職ごとに設定するものであるため、アラートは分割取得1回目と2回目でそれぞれわけて表示されます。
(例)分割取得1回目のアラート設定で、出生時育児休業期間中の出勤日数アラートを「出生時育児休業期間中の出勤日数が5日に達した時」と設定した場合
・1回目の休職期間中に5日間の出勤があった → アラートが表示される
・2回目の休職期間中に5日間の出勤があった → アラートが表示されない
・1回目・2回目それぞれでは5日間に満たないが、合計で5日間の出勤があった → アラートが表示されない
・出生時育児休業アラート通知一覧
出勤管理→エラー一覧→出生時育児休業アラート通知一覧
休職設定で設定したアラート設定にしたがって、アラート通知が一覧で表示されます。
管理画面トップのアラート一覧に件数が表示されるようにしたい場合は、「アラート一覧・出生時育児休業について」をご確認ください。
・シフトの登録
休職理由が「出生時育児休業」の場合に限り、休職期間中であってもシフトの登録や申請・承認が可能となります。
休職期間へのシフトの登録は、パレットシフト・ラインシフト・シフト申請(承認)等をご利用ください。
シフトの設定がある日に出勤打刻がない場合は「欠勤」扱いとなります。
休職期間に出勤の予定がないのであれば、パレットシフトから該当期間のシフトを削除してください。
シフト管理プランのご契約がない場合は、基本シフトの修正や出勤簿を直接編集してシフトを削除していただきますようお願いいたします。
・勤務データダウンロード
勤務データダウンロードでは、項目「[休職理由]」をフォーマットに設定することで、指定期間内の休職日数を集計することができます。
休職日数を集計可能な項目
- 休職日数
- 業務上の傷病による休業
- 私傷病休職
- 産前産後休業
- 出生時育児休業
- 育児休業
- 介護休業
- 配偶者同行休職
- 出向休職
- 組合専従休職
- 起訴休職
- 懲戒休職
- 公職休職
- 無給休職扱
- 自己啓発休職
関連ヘルプ:勤務データダウンロード、【項目一覧】勤務データダウンロード
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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休職設定、スタッフ詳細