休暇タイプ設定で代休・振休の自動付与条件を設定することで、休日出勤申請をせずに休日出勤をした際に自動で代休・振休の休暇日数を付与することができます。
付与する日数は、「8時間勤務で1日分付与」「4時間勤務で0.5日分付与」という設定が可能です。
以下、設定方法をご説明します。
関連ヘルプ:
・振休の使い方(休日出勤申請・休暇申請)
・代休の使い方
目次
設定方法
1. オプション設定を変更する
基本情報設定→オプション設定→項目メニュー:休暇・申請管理
オプション設定「休日出勤時に自動付与する休暇」で代休・振休のどちらか自動付与したい休暇を選択します。
「しない」以外を選択すると、オプション設定「申請がない休日出勤に対する代休・振休の自動付与」が表示されるので、ONにしてください。
自動付与できる休暇は、オプション設定「休日出勤時に自動付与する休暇」で選択した方(代休・振休のどちらか)のみとなります。
2. 休暇タイプ設定で新しい休暇を作成する
休暇・申請管理→休暇管理→休暇タイプ設定
休暇タイプ設定で代休・振休の自動付与条件を設定します。
ここで作成した休暇は自動付与のためだけに使われるのではなく、「休暇使用・休暇申請する休暇」としても機能します。
すべての項目を入力後、【追加】ボタンをクリックしてください。
休暇の作成完了と同時に代休・振休の自動付与機能が有効になります。
・1日分を付与する
1日分の日数を付与したい場合は、以下の通り設定してください。
項目 | 説明 |
休暇タイプ | 代休 or 振休 |
消化量 | 全休(1日) |
休暇名 | 休暇範囲がわかりやすい休暇名をおすすめします。 |
自動付与条件 | 休日出勤時、1日の労働時間がここで設定した時間数に達することで休暇日数が付与されます。 会社の規定にのっとり、「1日分の休暇を与えても良い」と考える時間数を設定してください。 |
有効期限 |
適用日とは、「自動付与条件を満たす休日出勤日」のことです。 「適用日の1か月前から 適用日の1か月後まで」と設定した場合、「休日出勤日の1か月前~1か月後までの2か月間に対して使用できる振休」が付与されます。 |
・半日分を付与する
半日分の日数を付与したい場合は以下の通り設定してください。
項目 | 説明 |
休暇タイプ | 代休 or 振休 |
消化量 | 0.5日 |
休暇範囲 |
代休・振休を0.5日分消化する場合の休暇範囲を、時刻指定で設定してください。 「この時間帯で勤務したときに自動付与する」というわけではありません。 休暇範囲はひとつの休暇につきひとつしか設定できないため、午前休・午後休どちらも必要な場合は、「消化量:0.5日」の休暇をふたつ作成してください。 |
休暇名 | 休暇範囲がわかりやすい休暇名をおすすめします。 |
自動付与条件 | 休日出勤時、1日の労働時間がここで設定した時間数に達することで休暇日数が付与されます。 会社の規定にのっとり、「0.5日分の休暇を与えても良い」と考える時間数を設定してください。 |
有効期限 |
適用日とは、「自動付与条件を満たす休日出勤日」のことです。 「適用日の1か月前から 適用日の1か月後まで」と設定した場合、「休日出勤日の1か月前~1か月後までの2か月間に対して使用できる振休」が付与されます。 |
注意事項
・自動付与がうまく働かない場合、こちらのヘルプページもご確認ください。
・休日出勤申請がある場合、オプション設定に関わらず休日出勤申請で選択した休暇が付与されます。
「(休日出勤申請のみ)」で申請した場合は休暇は付与されません。
・[振休の場合]1日分未満の日数を付与したい場合、休日出勤申請は出さないでください。
休日出勤申請で付与できる振休は、消化量「全休(1日)」のみです。
・[代休の場合]オプション設定「休日出勤時に自動付与する休暇」で「代休」を選択している場合、
自動付与条件は休日出勤申請にも影響を与えます。
例)
・オプション設定「休日出勤時に自動付与する休暇」で「代休」を選択。
・休暇タイプ設定では、代休を「4時間の労働で0.5日付与」「8時間の労働で1日付与」と設定。
・「取得予定の休暇タイプ:代休」で休日出勤申請を出し、承認される。
この条件のとき、申請済みの休日出勤日に4時間働くと0.5日分、8時間働くと1日分の代休が付与されます。
なお、オプション設定「休日出勤時に自動付与する休暇」で「なし」「振休」を選択している場合は、「取得予定の休暇タイプ:代休」で休日出勤申請を出し、1分以上働くことで1日分の代休が付与されます。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
振休、自動付与、半日、半日振休、振替休日