ジョブカン勤怠管理には、「全権限管理者」と「グループ管理者」の2種類の管理者アカウントがあります。
全権限管理者は1名のみで、ジョブカン勤怠管理のすべての機能を利用できます。
グループ管理者は複数名を登録できますが、管理者ページの一部の機能が利用できません。
また、グループ管理者の権限は全権限管理者によって付与・制限できます。
グループ管理者には、グループごとにスタッフの勤怠管理を任せることができます。
このページでは、グループ管理者がスタッフを管理する方法についてご説明します。
関連ヘルプ:全権限管理者とグループ管理者の違いはなんですか?
目次
グループ管理者ができること
「グループ管理者」は、全権限管理者に次ぐ管理者権限を持ちます。
グループ管理者設定で権限を付与された範囲で、管理者ページの機能を利用できます。
グループ管理者の管理下にあるグループを「管理グループ」と呼びます。
グループ管理者は、自身の管理グループに所属するスタッフを、全権限管理者に代わって管理します。
グループ管理者の主な権限 |
関連ヘルプ:全権限管理者とグループ管理者の違いはなんですか?
グループ管理者を登録する
基本情報設定→各種設定→グループ管理者設定
「グループ管理者設定」から、スタッフの管理を任せたい従業員をグループ管理者として登録します。
グループ管理者となる従業員は、スタッフとしての登録は無くても問題ありません。
また、グループ管理者が何人いても、ジョブカン勤怠管理のご利用料金は変わりません。
関連ヘルプ:【項目一覧】グループ管理者 権限設定
注意事項 スタッフとグループ管理者は登録内容を共有していないため、それぞれ別に登録が必要です。 |
スタッフの勤怠を管理する
管理者は管理者ページからスタッフの勤怠を管理できます。
以下、管理者ページで利用頻度が高い機能についてご紹介します。
関連ヘルプ:各ページへのログインの方法
注意事項 グループ管理者の管理者ページで閲覧できるデータは、管理グループに所属するスタッフのものに限られます。 |
出勤簿を確認する
日々のスタッフの勤怠状況は出勤簿で確認できます。
ジョブカン勤怠管理の出勤簿には2種類あります。
複数人の日ごとの勤怠を確認したい場合は「出勤簿(指定日)」を、1人ずつ月度の勤怠を確認したい場合は
「月次出勤簿」をご利用ください。
関連ヘルプ:
出勤簿を確認する
出勤簿の「遅刻」「早退」「欠勤」の表示を消せますか?
勤怠のエラーを確認する
管理者ページトップの「アラート一覧」には、スタッフの勤怠に関するアラート・エラーが表示されます。
件数をクリックすることで、それぞれに対応したエラー一覧の画面へ移動します。
特に「打刻漏れ・打刻間違い」は労働時間や残業時間の集計に関わるエラーとなりますので、早めの対応を
おすすめいたします。
アラート一覧に表示する項目(=エラーとして扱う項目)はオプション設定で変更できます。
オプション設定画面は原則、全権限管理者のみ利用可能です。
注意事項 アラート一覧には、自身の管理グループおよびその子グループをメイングループに設定しているスタッフのエラー件数が表示されます。 ※ 全権限管理者のアラート一覧にはすべてのスタッフのエラー件数が表示されます。 |
申請を承認する
管理者ページトップの「未承認一覧」には、未承認(=承認・却下が確定していない)の申請の件数が
表示されます。
件数をクリックすることで、各申請に対応した承認画面に移動します。
承認画面で承認・却下を行ってください。
未承認一覧に表示する項目はオプション設定で変更できます。
オプション設定画面は原則、全権限管理者のみ利用可能です。
申請を承認可能な承認者は申請の種類によって変わります。
→申請の種類と承認方法について
申請の種類 | 未承認一覧に件数が表示される申請 |
未承認打刻(打刻修正申請)・シフト申請・打刻エリア申請 |
自身の管理グループおよびその子グループをメイングループに設定しているスタッフの申請。 ※ 管理グループおよびその子グループをサブグループに設定しているスタッフの申請も承認は可能です。 ※ 全権限管理者の未承認一覧には、すべてのスタッフの未承認打刻・シフト申請・打刻エリア申請が表示されます。 |
休暇申請・休日出勤申請・残業申請 |
自身が承認者になっている承認フローが適用される申請。 ※ 全権限管理者であっても、自身が承認者ではない申請については件数は表示されません。 |
勤怠を締める
出勤管理→締め処理
「締め処理」とは、勤怠データがそれ以上変更されないよう固定する機能です。
締め処理をかけた期間については、勤怠データを編集できません。
毎月の締め日後に1か月分ずつ締めることをおすすめします。
ジョブカン勤怠管理の多くの設定は、変更すると過去に遡って変更を適用します。
締め処理をかけておくことで、過去の勤怠データに変更が適用されることを防げます。
関連ヘルプ:勤怠締めまでの1か月の流れ
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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