このページはピットタッチプロ3のコンテンツセット【Ver.3.1.0以降】に関するヘルプページです。
Ver.2.2.0以前についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
PitTouch Pro3(ピットタッチプロ3)では、管理者メニュー画面から様々な設定変更が可能です。
ICカードの登録や前日・翌日モードの追加などは管理者メニュー内で行います。
管理者メニューに移動するには、管理者アカウントのログインパスワードが必要です。
このページでは、管理者メニューで利用可能な機能についてご説明します。
目次
管理者メニューにログインする
管理者メニューに入る手順は以下の通りです。
1. 打刻画面右上の「メニュー」をタップする
2. メニューから「管理者メニュー」をタップする
3. 管理者のログインパスワードを入力する
4. ログイン完了
ログインに成功すれば管理者メニューが開きます。
管理者メニューは2ページあります。
画面下部の「<」「>」をタップしてページを移動してください。
勤務状況表示
メニュー→管理者メニュー→勤務状況表示
スタッフの勤務状況を表示します。
表示されるスタッフは端末にログインしているグループ管理者に応じます。
スタッフが8名以上の場合、複数ページに分割表示します。
「勤務状況表示」は、「メニュー画面表示設定」の設定を変更することで管理者メニュー外の
メニュー画面に表示できます。
ボタン | 説明 |
戻る | 管理者メニューに戻ります。 |
打刻画面 | 打刻画面に戻ります。 |
「<」「>」 | 前のページ・次のページに移動し、他のスタッフを表示します。 |
更新 | サーバーと通信し、勤務状況を最新の状態に更新します。 |
打刻ログ表示
端末で記録された打刻ログを表示します。
表示されるスタッフは端末にログインしているグループ管理者に応じます。
件数が8件以上の場合、複数ページに分割表示されます。
「打刻ログ表示」は、「メニュー画面表示設定」の設定を変更することで管理者メニュー外の
メニュー画面に表示できます。
※ 打刻ログは会社ごとに10,000件まで機器に保存されます。
10,000件を超えた場合は古いデータから削除されます。
再送信
サーバーに送信されていない打刻データがある場合、「再送信」ボタンが表示されます。
ネットワークへ接続できない場合やサーバーメンテナンス中などで打刻を送信できない場合、
打刻データは未送信打刻としてピットタッチプロ本体に保存されます。
ネットワーク状況の回復後、打刻データは自動で再送信されます。
未送信打刻を手動で送信したい場合は、「再送信」をタップしてください。
確認画面が表示され、未送信の打刻件数を確認できます。
さらに「送信」をタップすることで未送信打刻の送信を実行します。
送信状態
最も右の列に表示されるアルファベットは各打刻の送信状態を表します。
アルファベットの意味は以下の通りとなります。
表示 | 種別 | 説明 |
N | 未送信(定期的な自動送信の対象) | まだサーバーに送信されていない打刻です。 ピットタッチプロは定期的に打刻情報を自動送信するため、一定時間経過後自動的に送信完了します。 通信エラーなどが発生した場合などもこの状態になり、接続回復後に自動送信されます。 |
S | 自動送信成功 | 自動送信が完了した打刻です。 通常、打刻後しばらく経過するとこの状態に移行します。 |
D | 同一のスタッフ/時刻の打刻がすでに送信済み | 重複する打刻がすでに存在する打刻です。 打刻時に通信が途中で切断され、後程再送された場合もこの表示になることがあります。 |
E | 打刻エラー | スタッフが存在しない、締め処理済み、早出限度設定、自動退出設定などで打刻が送信できない状態です。 管理者ページから出勤簿や各設定を確認してください。 |
M | 手動で送信 | 未送信件数ボタンから手動送信操作を行った打刻です。 送信結果は管理者ページ、マイページで確認してください。 |
保存
端末の打刻ログをUSBメモリへダウンロードします。
打刻ログのダウンロードにはUSBメモリが必要です。
ピットタッチプロ背面の端子にUSBメモリを接続してから「保存」をタップしてください。
確認画面が表示されるので、ダウンロードしたい打刻ログの種類に応じて「未送信のみ」か「全て」を
選択してください。
ボタン | 説明 |
未送信のみ | リスト内で送信状態が「N」表記の打刻ログのみダウンロードします。 |
全て | 全ての打刻ログをダウンロードします。 |
選択備考ログ保存
メニュー→管理者メニュー→選択備考ログ保存
選択備考のログをUSBメモリに保存します。
ピットタッチプロ背面の端子にUSBメモリを接続してから「未送信のみ」もしくは「全て」を
タップしてください。
※ ログは会社ごとに10,000件まで機器に保存されます。
10,000件を超えた場合は古いデータから削除されます。
ボタン | 説明 |
未送信のみ | 未送信になっているログのみダウンロードします。 |
全て | 全てのログをダウンロードします。 |
スタッフ設定
メニュー→管理者メニュー→スタッフ設定
スタッフ同期間隔
スタッフ情報の同期を自動で実行する設定です。
実行タイミングは【ログイン時のみ・10分・60分・2時間・6時間・24時間】から選択できます。
「ログイン時のみ」以外は、選択した分数ごとに同期を実行します。
※ 通信状況などが原因で、設定した間隔で同期を実行できないことがあります。
そのような場合や手動で同期を実行したい場合は、スタッフ情報更新の「更新」をタップしてください。
あるいは、ピットタッチプロを再起動することでも同期が可能です。
スタッフ情報更新
「更新」をタップするとサーバーと通信し、ピットタッチプロ内のスタッフ情報を最新の状態に
更新します。
「スタッフ情報更新」は、「メニュー画面表示設定」の設定を変更することで管理者メニュー外の
メニュー画面に表示できます。
スタッフ/ICカード設定
「スタッフ/ICカード設定」は、スタッフにICカードを紐づける機能です。
詳しい設定方法は、こちらのヘルプページをご確認ください。
「更新」をタップするとスタッフ情報を同期し、スタッフ一覧を最新の状態に更新します。
ボタン | 説明 |
戻る | スタッフ設定画面に戻ります。 |
打刻画面 | 打刻画面に戻ります。 |
登録・変更 | ICカードを登録・変更します。 |
「<」「>」 | 前のページ・次のページに移動し、他のスタッフを表示します。 |
更新 | スタッフ情報を同期し、一覧を最新の状態に更新します。 |
打刻設定
メニュー→管理者メニュー→打刻設定
打刻区分の判定方法や打刻モードの利用可否を設定します。
打刻区分判定
打刻区分の判定方法を設定します。
「手動」「退勤のみ手動」の場合は、先にボタンで打刻区分を選択してから打刻してください。
「自動」の場合は、打刻回数に応じて打刻区分を自動で判別します。
関連ヘルプ:打刻区分の自動判別の基準はなんですか?
判定方法 | ボタン |
自動 | - |
手動 | |
退勤のみ手動 |
前日(夜勤)モード
「前日(夜勤)モードを利用する」にチェックをいれることで、前日モードを利用可能になります。
前日モードとは、日替わり時刻を越えて労働したときに「前日から引き続いた労働」として
退勤打刻を行うための打刻モードです。
関連ヘルプ:前日モード(夜勤モード)とはなんですか?
例)日替わり時刻が午前5時の場合 午前1時に出勤し、午前8時に退勤するとします。 このとき、前日モードで退勤打刻をすることで「前日の32時に退勤した」として記録できます。 |
打刻方法
1. 前日の日付をタップして【前日モード】に切り替える
2. ICカードをかざして打刻する
前日モードのとき、前日の日付が青色になり「前日付けで打刻した場合の時刻」が表示されます。
この状態で退勤打刻を行ってください。
翌日モード
「翌日モードを利用する」にチェックをいれることで、翌日モードを利用可能になります。
翌日モードとは、日替わり時刻を越えて労働をする予定のときに「翌日の労働の出勤打刻」として
出勤打刻を行うための打刻モードです。
関連ヘルプ:翌日モードとはなんですか?
例)日替わり時刻が午前5時の場合 午前4時に出勤し、午前5時を越えて勤務するとします。 このとき、翌日モードで出勤打刻をすることで「当日の午前4時に出勤した」として記録できます。 |
打刻方法
1. 翌日の日付をタップして【翌日モード】に切り替える
2. ICカードをかざして打刻する
翌日モードのとき、翌日の日付が青色になります。
この状態で出勤打刻を行ってください。
2暦日モード
「2暦日モードを利用する」にチェックをいれることで、2暦日モードを利用可能になります。
午前0時をまたいで勤務したときに2暦日打刻モードを利用して退勤打刻をすることで、
前日「24:00」に退勤打刻、翌「00:00」に出勤打刻を自動で差し込みます。
(例)「7/1 20:00~7/2 3:00」勤務の場合 2022/7/1 2022/7/2 ……☆マークの打刻が「2暦日打刻モード」で自動的に作成される打刻データとなります。 |
使用方法
1. 「2暦日モード」ボタンをタップして【2暦日モード】に切り替える
2. ICカードをかざして打刻する
2暦日モードのとき、「2暦日モード」ボタンが青色になります。
この状態で打刻を行ってください。
また、打刻区分判定で「手動」「退勤のみ手動」を選択している場合は、「退勤」以外の打刻区分を
選択できません。
場所選択モード
「場所選択モードを使用する」にチェックをいれると、打刻画面に「場所選択」ボタンが表示されます。
場所選択ボタンを使用することで、打刻の際にスタッフ自身が打刻場所を選択できます。
打刻方法
1. 「場所選択」ボタンと打刻区分を選択し、ICカードをかざす
「場所選択」ボタンをタップしてからICカードをかざします。
打刻区分判定が「自動」以外の場合は、打刻区分も選択してください。
ボタンは、選択状態のとき青色になります。
2. 打刻場所を選択して打刻する
一覧から打刻場所を選択し、「打刻」をタップしてください。
打刻場所として選択できるのは、スタッフ本人のメイングループ・サブグループおよび
その親子グループです。
ただし、アプリにログインしている管理者アカウントの管理外のグループは選択できません。
打刻場所 | 説明 |
(スタッフのメイングループで打刻) | 打刻するスタッフ本人のメイングループが打刻場所になります。 |
特定のグループ名 | 選択したグループが打刻場所になります。 |
選択備考設定
メニュー→管理者メニュー→選択備考設定
コンテンツセットのバージョンが【Ver.3.1.0以降】のピットタッチプロ3では、選択備考を利用できます。
選択備考はひとつだけ打刻画面に表示できます。
選択備考設定画面で、画面に表示する選択備考・選択肢を設定してください。
詳しくは以下のヘルプページをご確認ください。
→【ピットタッチプロ3(Ver.3.1.0~)】選択備考を入力する
管理グループ設定
メニュー→管理者メニュー→管理グループ設定
管理グループ設定では、打刻場所を設定します。
打刻場所にしたいグループを選択し、「確定」をタップしてください。
選択できるのは、ピットタッチプロにログインしているグループ管理者の管理グループと
その下位グループのみです。
打刻場所 | 説明 |
(スタッフのメイングループで打刻) | 打刻するスタッフ本人のメイングループが打刻場所になります。 |
特定のグループ名 | 選択したグループが打刻場所になります。 |
補足事項 ・「現在の設定」に表示されているグループ名が長くて見切れる場合、「完全名」をタップすることで ・打刻場所ごとに労働時間を算出したい場合は、ピットタッチプロを設置する打刻場所(部署・店)を |
交通費連携設定
メニュー→管理者メニュー→交通費連携設定
ピットタッチプロでは、ICカードの利用履歴を読み取って、ジョブカン経費精算での交通費申請に
利用できます。
この画面で交通費連携設定を行ったあと、打刻画面のメニューから「交通費連携」を利用してください。
注意事項 ・ジョブカン勤怠管理・ジョブカン経費精算ともに有料プランでご契約の必要があります。 ・ジョブカン勤怠管理とジョブカン経費精算でのスタッフの紐付けは、スタッフのメールアドレスを使用します。あらかじめ両サービスで、同一スタッフのメールアドレスが一致するよう登録してください。 ・読み取ることができる履歴の件数は直近の19件です。 ・打刻可能であっても、交通費連携には対応していないICカードがあります。 … ポストペイ方式のICカード(例:PiTaPa 等) ※ ポストペイ方式のICカードはポストペイエリア内の交通費の履歴が0円になります。 |
設定方法
1. 「交通費連携設定」に移動する
2. 「交通費連携を利用する」にチェックを入れる
3. 設定完了
4. 交通費を連携する
打刻画面の「メニュー」から「交通費連携」を選び、ICカードをかざして交通費連携を行います。
5. ジョブカン経費精算で交通費を申請する
交通費連携後、ジョブカン経費精算で交通費を申請します。
申請方法はこちらのヘルプページをご確認ください。
※ ICカード履歴はジョブカン勤怠管理では閲覧できません。ジョブカン経費精算から閲覧可能です。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認ください。
メニュー画面表示設定
メニュー→管理者メニュー→メニュー画面表示設定
メニュー画面への機能(勤務状況表示・打刻ログ表示・スタッフ情報更新)の表示・非表示を選択します。
初期状態では、すべて非表示です。
チェックボックスにチェックを入れた機能は、メニュー画面に表示されます。
メニュー画面に表示した機能はスタッフでも利用できます。
その際、パスワードを入力する必要はありません。
ログアウト
メニュー→管理者メニュー→ログアウト
現在の管理者アカウントからログアウトし、ログイン画面に移動します。
ログアウトするとすべての設定がリセットされます。
打刻ログも削除されます。
ログアウトせずにピットタッチプロをシャットダウンすると、次回起動時、自動的に同じアカウントに
ログインします。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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ピットタッチプロ3、ピットタッチ、ICカード打刻